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もはや別人&壮絶演技!アカデミー賞主演女優賞ココがすごい:第92回アカデミー賞

2/9(日) 19:55配信

シネマトゥデイ

 翌朝に迫った第92回アカデミー賞授賞式。主演女優部門にノミネートされているのは、『ジュディ 虹の彼方に』のレネー・ゼルウィガー、『スキャンダル』のシャーリーズ・セロン、『マリッジ・ストーリー』のスカーレット・ヨハンソン、『ハリエット』のシンシア・エリヴォ、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のシアーシャ・ローナンの5名だ。それぞれがオスカー候補として文句なしの名演を見せている。

【動画】シャーリーズ・セロン激変メイクの秘密

 もはや別人という変貌ぶりを見せたのは、『ジュディ 虹の彼方に』のレネーと『スキャンダル』のシャーリーズだ。『ジュディ 虹の彼方に』は、『オズの魔法使』などで知られた伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの悲しい晩年と美しい真実を描いたドラマで、レネーはジュディと瓜二つの姿に。リハーサルの1年前から歌のトレーニングを始め、4か月のリハーサルを敢行。全曲を自ら歌い上げるだけでなく、ジュディの独特な訛りや声色、ステージパフォーマンスの動きまで完璧にマスターしている。渾身のラストステージは涙なしには観られないほどで、ジュディの奔放さとお騒がせぶり、それでも人々を惹きつけてやまないカリスマ性と人間的な魅力を見事に体現している。

 『スキャンダル』は2016年、FOXニュースのCEOロジャー・エイルズをセクシュアルハラスメントで告発した女性キャスターたちの実録ドラマで、シャーリーズは売れっ子キャスターのメーガン・ケリー役。実在の人物ということで『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』ではゲイリー・オールドマンを激変させたカズ・ヒロの力を借り、特殊メイクでメーガンそのものに。動作や話し方までシャーリーズとはわからないほどの変貌ぶりだ。見た目だけでなく、今のキャリアを手放したくはなく、セクハラ告発に追随するかで板挟みになるメーガンの複雑な思いをリアルに演じている。

 泥沼の離婚劇を通して結婚とは何かを描いた『マリッジ・ストーリー』のスカーレットは女優のニコール役で、舞台監督で夫のチャーリー(アダム・ドライヴァー)との目もくらむような名ゼリフの応酬はひたすら壮絶。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のシアーシャは、作者自身がモデルである「若草物語」の次女ジョー役。結婚だけが女性の幸せとされた時代、小説家として自立しようとするジョーの情熱から弱さまでみずみずしく演じて共感を呼ぶ。

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最終更新:2/9(日) 19:55
シネマトゥデイ

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