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【声優・本多真梨子のマンガ愛】『なみだうさぎ』で味わいたい、少女漫画の醍醐味!

2/9(日) 17:20配信

マグミクス

少女漫画の王道といえば…純愛。

『けものフレンズ』『日常』『生徒会の一存』など、数多くのアニメ作品で活躍する声優の本多真梨子さんにとって、マンガは「生きるエネルギー」。本多さん自身が熱中し、心からおすすめしたいマンガ作品を語ります。

【画像】『なみだうさぎ』には後日談も? 連載完結後の新エピソード

* * *

 純愛っていいですよね。少女マンガの純愛モノって、大好き。今回は『王道少女漫画』をご紹介させていただこうと思います!

 少女マンガの醍醐味って何だと思いますか? 人それぞれ違う醍醐味があると思いますが、私は【すれ違い】だと思います。お互いが伝えていないだけで、好き合っているのに、なぜか!なぜか…! 伝わらない!

 三角関係になり、「彼はきっとあの子のことが好きなんだ…私は身を引こう」って涙を溜めながら決心する……。モノローグで「なんだ…この気持ち…?」ってなっているヒーローに、盛大に「それは!!お前が!!!あの子のこと!!好きなんだよ!!!」とツッコミを入れたくなる。そんな、すれ違い。

 それが、本多的少女マンガの醍醐味です。

 そして、そんな醍醐味を王道の少女マンガとして表現してくれるのが、水瀬藍先生の『なみだうさぎ』です。

 中学3年生、初めての席替えで「クラスいち地味で変人」な鳴海くんの隣になった、主人公の桃花が、鳴海くんの意外な素顔を知っていくのですが……。

 鳴海くんのギャップがすごい!!!

 最初ほんとに冷たい奴だと思いました!(笑)でも、ちゃんと理由があるんです。その理由がわかった時、主人公桃花と同じタイミングで、読者も鳴海くんへの好感度が上がるんですよ! そして、鳴海くんの素顔が少しずつ見えてきて、自分しか知らない鳴海くんの素顔に、桃花(と読者)が恋に落ちるんです。

 人って、「好き」って確信するまでに、段階が必要だと思うんですよね。その段階を、1巻まるっと使っていて、鳴海くんの言動で好きになったり嫌いになったり、そんな桃花の初めての気持ちがすごく可愛くて、中3の初恋を、純愛を、きゅんきゅんしながら見守りたくなる。

 そんな1巻、中学生編(と私は呼んでいる)が、壮大なプロローグだとは知らずに……。

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最終更新:2/9(日) 17:20
マグミクス

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