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DeNAがビジネスパーソン対象セミナー開講 参加者は「刺激になった」「新鮮」

2/9(日) 18:09配信

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グロービス経営大学院と共同開催「未来を創る『デザイン思考』エッセンスワークショップ」

 横浜市とともに「横浜スポーツタウン構想」を実践するなど、新たなスポーツと街の共生を目指すDeNAが、2020年もまた新たな試みに取り組んでいる。今回は日本最大のビジネススクール、グロービス経営大学院とタッグを組み、横浜スタジアムに隣接する「THE BAYS」内にあるシェアオフィス・コワーキングスペース「CREATIVE SPORTS LAB(CSL)」で7日、ビジネスパーソンを対象としたセミナー「未来を創る『デザイン思考』エッセンスワークショップ」を開催した。

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 DeNAではCSLから次世代のスポーツ産業を生み出すことを目指し、これまでもトークイベントやワークショップを開催してきた。その活動をさらに発展させるため、より多くのビジネスパーソンに学びの機会を提供しようと、今年5月に横浜に常設キャンパスを置くグロービス経営大学院とセミナーを共同開催。第1回となった今回は、野球やスポーツビジネス、事業開発に関心のある約50人の参加者が集まった。

 テーマは、ビジネスにおけるイノベーションを創設するアプローチとして注目される「デザイン思考」だ。セミナーでは、まずDeNAからブランド統轄本部広報部部長の河村康博氏が登壇し、「横浜スポーツタウン構想」を紹介。続いて、グロービス経営大学院で教員を務める難波美帆氏が登場し、デザイン思考のプロセスや思考法について解説をした。

 デザイン思考の重要なポイントとして挙げられたのは、「徹底的に顧客の提供価値を考える」「顧客が感情を動かされているものに共感する」の2点だ。ここで河村氏が例としてDeNAの取り組みを紹介。球場内外に関わらず、SNSなどを活用したコンテンツ配信などを通じ、ファン=顧客との関係を深めようと試みているという。

 講義の後は「顧客に共感すること」を体験するセッションが行われた。ここでは、1人の大学生が壇上に上がり、普段どのようにスポーツコンテンツ(動画)を楽しんでいるかを実演。参加者も全員、大学生と同じラグビーのドキュメンタリー動画を大型スクリーンで視聴しながら、大学生の様子を観察し、表情や発する声のトーンから共感するポイントを探った。

 セミナーの最後にはワークショップを開催。参加者は6、7人のグループに分かれ、それぞれ大学生の観察から感じ取ったポイントについて話し合った。さらに「大学生から20代前半の若い世代に向けた横浜DeNAベイスターズの新しいサービスを提案する」という課題を実施。ディスカッションからは「オリジナルカップ麺を開発し、容器の底に特典映像が見られるQRコードを貼る」「選手のスーパープレーを疑似体験できるVRコンテンツを提供する」といったアイディアが浮上。各グループの発表を聞いた河村氏は「私たちの課題は、若い新しいファンとの関係づくりをいかに進めていくか。今日は球団職員が何人も聴講しており、熱心にメモをとっていた。参加者の皆さんのアイデアをぜひ参考に活かしていきたい」と、新たなアイディアに感心の様子だった。

 セミナー参加者も「新しい事業を考えるのにバックグラウンドの異なる人たちと意見を交わせたことはとても刺激になった」「普段接することのない大学生の共感を探るというワークが新鮮だった」と話し、活発な話し合いに大いなる刺激を受けたようだった。

 グロービス経営大学院とのセミナーは今後も継続的に開催され、次回は3月の開催が予定されている。このセミナーをきっかけに、新たなビジネスアイディアが生まれるかもしれない。

佐藤直子 / Naoko Sato

最終更新:2/9(日) 18:09
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