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「Cloudn」を終了するNTTコムは、外資が席巻する国内クラウド市場でどう生き残る? 今後の戦略を聞く

2/10(月) 7:05配信

ITmedia NEWS

 IaaS、PaaSの市場で大きく先行するAmazon Web Services(AWS)、それを高い成長率で追いかけるMicrosoft Azure、日本市場への投資を加速しているGoogle Cloud Platform(GCP)――。日本のクラウド市場でも、海外発の“3大クラウド”の強さは圧倒的だ。

【画像】NTTコムの「Enterprise Cloud」の概要

 その反面、国内クラウドベンダーは苦しい状況に置かれている。各社は地道に自前のクラウドサービスを展開しているものの、3大クラウドと真っ向勝負しても勝ち目はなく、残された小さなパイを奪い合っている状況だ。厳しい環境下で生き残るために、国内ベンダーはどんな戦略を採ればいいのだろうか。

 新連載「国内クラウドベンダーの生存戦略」では、主要な国内ベンダーへの取材を基に、各社の今後の方針を探る。第1回目は、パブリッククラウドサービス「Cloudn」(クラウド・エヌ)を2020年末に終了するNTTコミュニケーションズ(以下「NTTコム」)にフォーカスする。

よりプライベートクラウドに集中するため、パブリックのCloudnは終了

 NTTコムのクラウドサービスの歴史は長い。AWSから2年遅れではあるが、08年には「BizCITY」ブランドの提供を始めている。09年には「Bizホスティング」としてグローバル展開し、12年からはパブリッククラウドサービス「Cloudn」と、大企業向けのプライベートクラウドサービス「Enterprise Cloud」の2種類を提供している。

 だが、18年には「企業のデータ利活用を支えるソリューションに注力する」との方針に転換し、19年にはクラウド技術を使ったデータ分析プラットフォーム「Smart Data Platform」を発表。直後の19年10月に、Cloudnの提供を終えることを明らかにした。

 CloudnよりもEnterprise Cloudの方が収益への貢献度が高かったことも一因だというが、同社はこれからどのような形でビジネスを展開するのだろうか。

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最終更新:2/10(月) 7:05
ITmedia NEWS

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