ここから本文です

ロボット、遠隔医療…新型コロナウイルスとの“戦争”を背景に、中国のIT技術がさらに進化か

2/10(月) 8:21配信

AbemaTIMES

 新型コロナウィルスの感染が拡大する中国。一方、内モンゴル自治区の村で撮影された、ドローンが人々に屋内に入るよう警告している映像が話題を呼ぶなど、同国のIT技術が著しい進化を遂げている様子も見え隠れしている。

【映像】新型コロナがもたらした”IT革命“とは

 振り返ってみれば、1999年創業のEC最大手アリババが急成長したきっかけは、2003年に猛威を振るったSARSだった。人から人への感染が確認され、外出への危機意識が高まったことで、同社の利用者が急増加したのだ。今回もIT各社がリモートワークのためのビデオ会議システムを無償提供、今月3日にはアリババ傘下の「ディントーク」の利用者が約2億人/日に達している。

 中国のデジタル事情に詳しい中国ITジャーナリストの滝沢頼子氏は「IT企業にとってアピールのチャンスになっていると思う。生活面でも、TikTokなどは皆が外に出ないよう映画の権利を買い取って無料で公開するなどしている。子どもたちも、TikTokのほか、“快手”のような動画系のアプリを良く見ている」と話す。

 こうした動きは教育面でも進んでおり、上海の教育委員会はeラーニングの一環として電子テキストを配布している。「オンライン教育自体は中国で普及していたが、上海では2月中は休校になったということで、公教育で電子テキストの配布が決定されたのが注目されるところだ。“快手”も教育系の企業とコラボし、無料で勉強系コンテンツの提供を始めている」(滝沢氏)。

 それだけではない。中国の病院ではロボットが導入されており、「病院にスマートロボット:医薬品や食事の配達、ゴミの回収。医療従事者と患者の接触を減らし、院内感染を防止」「体温測定ロボット:駅などの公共空間で、発熱している人やマスクを着けていない人に警告。パトロールの負担を軽減」などの事例がある。今回、感染源となった武漢に10日で建設された病院でも、5Gを使った遠隔医療を取り入れられ、オンライン問診サービスも始まっているという。

1/2ページ

最終更新:2/10(月) 8:21
AbemaTIMES

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ