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高齢者世帯の過半数が「生活苦しい」…「今からできるお金育て」そのコツとは

2/10(月) 19:16配信

LIMO

2019年は金融庁の「老後2000万円問題」が報道で大きく取り上げられました。この話題をきっかけにマネープランの見直しを始めた、という方もいるでしょう。

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また、「公的年金だけで生活していけるのか」「リタイヤ後の資金対策をそろそろ考えなくては」と焦りを感じている人もいるのではないでしょうか。

生命保険文化センターの『生活保障に関する調査 平成28年度』によると、「公的年金で老後の生活費は大部分まかなえるか」という質問に対し、「まったくそう思わない」「あまりそう思わない」と回答した人の合計は79.9%に上ります。

「定年退職なんて何十年も先の話だからピンと来ない」「今抱えている仕事や家庭のことで手一杯!」と思うのも無理はありませんが、老後が身近に感じられるようになってからでは打てる手が限られてしまいます。

「人生100年時代」はすぐそこに来ています。長い老後に備えるために、”今からできること”について考えてみましょう。

約8割の人が「将来に不安…」

はじめに、金融広報中央委員会の『2019年 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査][単身世帯調査]』をもとに、老後の生活に対して不安を感じている人がどのくらいいるのかをご紹介します。

二人以上世帯で、老後の生活をお金の面で「それほど心配していない」と回答した割合は、全体の18.3%でした。一方、「多少心配である」と「非常に心配である」のいずれかを選んだ世帯の割合は81.2%に上ります。

単身世帯はさらに深刻です。約半数が「非常に心配」 と回答していて、「多少心配である」と「非常に心配である」を合計した割合は85.6%を占めているのです。(表「老後の生活についての考え方」参照)

「元本割れはイヤ!」リスク性のある金融商品を避ける傾向が強まる

本調査では、「元本割れを起こす可能性があるが、収益性の高いと見込まれる金融商品」に対する意識調査も実施しています。

「今後1~2年の間にそうした商品を保有しようとは全く思わない」を選んだ人は二人以上世帯では78.9%、単身世帯では61.2%に上り、「そうした商品についても積極的に保有しようと思っている」はわずか二人以上世帯では2.2%、単身世帯では11.4%にとどまりました。

また、「今後1~2年の間に保有額を増やしたり、保有をはじめてみようと具体的に考えている金融商品」を聞いたところ、「預貯金」についで多かった回答が、「保有希望はない」、「株式」という結果が出ています。世帯規模でみるとこのような感じです。どの数字からも、リスクを避けた安全志向がうかがえますね。

預貯金:二人以上世帯43.7% 単身世帯52.6%
保有希望はない:二人以上世帯40.3% 単身世帯33.0%
株式:二人以上世帯8.9% 単身世帯14.9%

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最終更新:2/10(月) 19:16
LIMO

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