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<アカデミー賞>『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノが監督賞

2/10(月) 12:52配信

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 日本時間10日、第92回アカデミー賞授賞式がアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、作品賞と国際長編映画賞(旧名:外国語作品賞)にダブルノミネートされた韓国映画『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノが、初ノミネートにして監督賞を受賞した。

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 『パラサイト 半地下の家族』で主演を務めるソン・ガンホと、キム・サンギョンが共演する『殺人の追憶』で注目を集めたジュノ監督。『グエムル ‐漢江の怪物‐』や『母なる証明』などのヒット作を送り出し、2013年のディストピアSF『スノーピアサー』でハリウッド進出を果たした。

 国際長編映画賞受賞に続き、壇上に上がったポン・ジュノ監督は「ありがとうございます。先ほど、国際長編映画賞を受賞して今日の仕事は終わったな、と思ってました。本当にありがとうございます」とコメント。続けて、「私が若いころ映画の勉強をしてた時、肝に銘じていたことがあります。それは、“もっとも個人的なことは、もっともクリエィティブなことだ”です。本で読みました。それは、偉大なるマーティン・スコセッシの言葉です」と明かすと、客席にいる俳優陣らが立ち上がり、会場にいたスコセッシ監督にも大きな拍手が送られた。

 また、ポン・ジュノ監督は「私の映画がまだアメリカで知られていないときに、いつも私の作品を候補にいれてくれ、好きになってくれたクエンティン・タランティーノ。本当に愛しています」と感謝の気持ちを述べると、最後には、国際長編映画賞受賞時のスピーチに続き、「ありがとうございます。明日の朝まで飲み続けます」と締めくくり、会場からは大きな拍手が送られた。

 格差社会をテーマにしたブラックコメディ『パラサイト 半地下の家族』は、半地下の家で極貧生活を送る4人家族と高台の豪邸で暮らす裕福なIT企業社長一家の悲喜劇を、コミカルさやサスペンス感などを交えて描く。本国韓国では動員1000万人を突破し、日本でも韓国映画としては久々の大ヒットを放った。

<第92回アカデミー賞監督賞:候補一覧(★が受賞)>
■監督賞
マーティン・スコセッシ『アイリッシュマン』
トッド・フィリップス『ジョーカー』
サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』
クエンティン・タランティーノ『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
★ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』

最終更新:2/11(火) 13:16
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