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大塚家具、66億円の赤字見通し 深刻な販売不振続く

2/11(火) 14:00配信

朝日新聞デジタル

 経営再建中の大塚家具は10日、2020年4月期通期の純損失が66億円の赤字になる見通しだと発表した。売り上げの低迷から抜け出せず、昨年末にヤマダ電機の傘下に入って在庫の評価方法を見直し、18億円の評価損を計上したことも響く。昨年末のセールも振るわなかったという。21年4月期に5期ぶりの黒字化をめざすが、先行きは厳しい。

【写真】大塚家具の大塚久美子社長

 決算期を12月から4月に変更したため、今期は19年1月から20年4月までの16カ月間の変則的な決算となる。売上高は368億円、営業損益、純損益はともに66億円の赤字を見込む。19年5月時点で今期は4期ぶりに黒字化するとの見通しを出したが、ヤマダの傘下入りを発表した19年12月に「合理的な算定が困難」だとして、業績予想を「未定」に修正していた。

 10日発表した19年1~12月期決算は、売上高が前年同期比26・8%減の273億円、営業損失、純損失はともに56億円の赤字だった。同じ12カ月間で比較可能な18年12月期と比べ、売上高は約100億円減り、純損失の赤字幅は約24億円拡大した。16カ月決算の20年4月期の売上高が12カ月決算の18年12月期を下回る見込みで、店舗数が減っているとはいえ販売不振は深刻だ。企業の存続に疑義が生じたことを示す「継続企業の前提に関する注記」はついたままだ。

朝日新聞社

最終更新:2/11(火) 14:17
朝日新聞デジタル

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