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渋谷駅前の待ち合わせ場所「緑の電車」が秋田県へお引越しするワケ

2/11(火) 7:30配信

アーバン ライフ メトロ

「新」渋谷駅の真価はこれから

 若者の街として知られる渋谷は現在、再開発の真っ最中です。2019年末、東京メトロ銀座線の渋谷駅ホームが移設工事を実施。年末年始の6日間、銀座線渋谷駅は使用中止になりました。

【2006年撮影】東急から熊本電鉄へと移籍した“青ガエル”を見る

 1938(昭和13)年に銀座線渋谷駅が開業して以来、ビルの地上3階から発着していた銀座線の光景は見られなくなりました。新たに生まれ変わった銀座線渋谷駅は慣れない動線、JRとの乗り継ぎに時間を要する使い勝手などから、現時点での評判はあまりよくありません。

「新」渋谷駅の真価はこれから問われることになりますが、銀座線渋谷駅のホーム移転は単に地下鉄ののりばが変わったという意味だけにとどまりません。ホーム移設は渋谷再開発駅の一環であり、渋谷という街全体にその効果が波及します。

ハチ公像と並ぶ駅前広場のランドマーク

 時代によっても異なりますが、渋谷駅かいわい、特に若者を多く魅了してきたのはハチ公口から広がるスクランブル交差点とそこに続くセンター街です。

 ハチ公口のスクランブル交差点は、日常的に往来している人たちにとっては何の変哲もない交差点です。しかし、初めて渋谷に降り立った訪日外国人観光客の目には新鮮に映るようです。スクランブル交差点の雑踏は、初めて目にする人にとって“クレイジー”であり、“アメイジング”であり、“サプライズ”な光景でもあるのです。

 その名前の通り、渋谷駅ハチ公口は、忠犬・ハチ公の銅像があることで知られています。そして、ハチ公像は待ち合わせのランドマークにもなってきました。

 そして、ハチ公像とともに2006(平成18)年からランドマークの役割を担ってきたのが、駅前広場に保存・展示されていた東急電鉄の初代5000形車両です。

エポックメイキングな車両だった

「初代」とつくのは、東急の5000形は2種類あり、2代目は2002年から田園都市線で走り始めているからです。それらを区別するため、「初代」と言われています。

 初代5000形は、1954(昭和29)年から東横線で走り始めました。当初、3両編成で運行されていましたが、大井町線や新玉川線(現・田園都市線)などでも走るようになり、編成数も増加していきます。そのルックスから、初代5000形は鉄道ファンや沿線住民から“青ガエル”と呼ばれて親しまれました。

 東急の歴代車両の中でも、青ガエルは特にエポックメイキングな車両として知られています。それまでの鉄道車両とは、比べものにならないほど高性能車両だったからです。そのため、青ガエルはすぐに東急のエース車両として活躍するようになります。

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最終更新:2/11(火) 10:31
アーバン ライフ メトロ

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