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戦い求めて40万キロ。中国ツアー、フィリピンツアー、アジアンツアーを掛け持ちで戦うプロゴルファー・福原翔太の肖像

2/11(火) 16:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

今年1月にタイで行われたプロコーチ・石井忍が主催したゴルフ合宿に密着取材したティーチングプロ・アッキー永井。参加した選手の中で永井が注目したのは、海外を主戦場に戦う1993年生まれのプロゴルファー・福原翔太。戦いを求めてアジア中を旅する若者の姿に迫った。

「勝つためにはなにかが足りない」活路を海外に見出した

2020年1月、コロナウイルスによる新型肺炎の脅威に世間が関心を集める中、プロコーチ石井忍率いる一行がタイにあるブラックマウンテンゴルフクラブで強化合宿を開催。今回はその合宿に2週間にわたって密着させてもらった。

日本ツアーで活躍女子プロも複数いる中、ひときわ美しいドローボールを放つ男子プロがいた。彼は現在海外のツアーを主戦場に活動しているツアープロ、福原翔太(ケイ・ワイ・コーポレーション)だ。

2019年度におけるアジアンツアーの下部ツアー(ADT)では、日本人選手の関藤直煕が賞金王になるなど徐々に盛り上がりを見せているが、この福原も優勝が期待される若手の1人だ。中国では北京、上海、海南島、重慶に武漢。フィリピンではマニラにミンダナオ。マレーシアのクアラルンプール、そしてオーストラリアのメルボルンなど戦いを求めてアジアの各地を飛び回っておりその渡航距離はゆうに40万キロを超えるそう。

そんな福原がゴルフを始めたのは小学4年生の頃、父親に打ちっぱなしに連れられて始めたのがきっかけだった。どちらかと言えば軽い気持ちでゴルフをしていて、むしろ小学2年生から6年生の時まで続けていたサッカーの方が熱を入れていた。しかし中学へ進級後は学校の部活には入らずに、個人的にゴルフを継続し競技への道へ進んだ。

というのも、当時大活躍していた宮瀬博文プロと接触する機会がありプロゴルファーになることへの憧れを持っていたのだ。プライベートの時の優しさとは裏腹に緊迫感にあふれるツアー現場で活躍するその姿のギャップに衝撃を覚えたという。

師にも恵まれて、ゴルフの腕前は順調に成長。千葉県内で開かれるジュニアの大会「千葉県ジュニアゴルフ選手権」で存在感を示すと、ゴルフで名門校の拓殖大学紅陵高等学校の監督に進学を勧められた。ちなみに最近特に活躍している卒業生には女子プロの成田美寿々(92年生まれ)などがいる。

高校入学直後から実力を認められレギュラーメンバーとして試合に出続ける中、プロゴルファーになることへの想いはより一層強いものとなっていった。スポーツ推薦枠での大学進学も複数校からオファーを受けたがどれも辞退、高校3年生の夏には現役高校生として男子クオリファイングトーナメントを受験したが結果はサードステージ敗退、プロゴルフの洗礼を早くも受けることとなった。

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最終更新:2/11(火) 16:30
みんなのゴルフダイジェスト

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