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中国内で韓国人の感染を初めて確認…「武漢行きチャーター機第3便、今日出発」

2/11(火) 14:27配信

ハンギョレ新聞

山東省済寧市一家4人含め 中国国籍の妻、先月感染確認  武漢の在中韓国人約150人、今日第3便で帰国 14日間、利川国防語学院に隔離 25・26・27人目にの患者の家族の動線を発表  中国国籍の息子の妻が先に発病した後 中国に滞在中、先月24日に咳などの症状 「義母は家族内で感染」

 中国山東省済寧市に滞在中の韓国人一家3人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された。中国に滞在している韓国人の中で感染者が出たのは今回が初めてだ。韓国政府は近いうちに、湖北省武漢に「チャーター機第3便」を送り、帰国を望む人たちを京畿道利川(イチョン)の国防語学院に収容する計画だ。

 中央事故収拾本部は10日「世界保健機関(WHO)と中国政府が9日、韓国人一家3人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されと通知してきた」とし、「先月31日に感染が確認された中国人女性の韓国人夫と2人の子ども(韓国国籍)も感染したことが先週確認された」と発表した。一家3人は、中国政府が提供した医療施設で治療を受けており、比較的安定した状態だ。中央事故収拾本部は「現地で医療サービスを受けていることを確認したため、一家3人の韓国への移送を検討する段階ではない」と付け加えた。

 中央事故収拾本部は同日、武漢に足止めされている在中韓国人と彼らの中国人家族を移送するチャーター機第3便の運航を中国当局と最終協議中だと発表した。チャーター機は11日に仁川(インチョン)空港から武漢に向かって出発し、12日朝、金浦(キンポ)空港を通じて帰国する予定だ。第3便の帰国者は約150人と予想され、入国後14日間隔離される臨時生活施設は京畿道利川市合同軍事大学国防語学院に決まった。中央事故収拾本部は「帰国の予想人員が1人1室を使え、合同支援団の規模を収容する空間がある所を探した。ドローンなどによりプライバシー侵害の恐れがあるという指摘を考慮し、プライバシー保護やセキュリティ境界が保障される施設を選んだ」と説明した。現在武漢には在中韓国人約230人がとどまっている。

 同日、中央防疫対策本部は、前日に感染が確認された京畿道始興市(シフンシ)梅花洞(メファドン)の韓国人女性(73・25人目の患者)と同居する息子(51・韓国人、26人目の患者)、息子の妻(37・中国人、27人目の患者)の具体的な動線を公開した。25人目の患者は症状が現れる前日の5日から隔離前まで始興市所在のスーパーマーケット(梅花割引マート)や新川連合病院選別診療所、スーパー(Lマート始興店)を訪問したことが確認された。26人目の患者は7日(症状発現の一日前)から隔離前まで、母親と共に動いた。息子の妻の27人目の患者は、夫とともに広東省に主に滞在した後、1月31日にマカオでエアマカオNX826便に乗って仁川空港から入国した。同日、タクシーで家まで移動した後、9日に病院に移送されるまで始興市の飲食店(太陽38年伝統の昔ながらの手打ちジャージャー麺、鞍ヒョン洞180-3)、新川連合病院選別診療所などを訪れた。これまで確認された一家の接触者は43人で、自宅隔離中だ。

 家族の中で感染症が最初に発病したのは息子の妻で、26人目の患者と共に中国に滞在していた先月24日、咳の症状が現われたことが調査で分かった。中国で感染した可能性が高いものと見られる。症状が発現したにもかかわらず入国過程でこれを発見できなかったことについて、チョン・ウンギョン本部長は「マカオと香港は汚染地域に指定されておらず、特別検疫の対象ではない」とし、「入国過程で症状申告もなく、入国検疫で発熱監視を行った際には、発熱がなかった」と述べた。一緒に入国した26人目の患者は今月8日、のどの痛みが現れたという。チョン・ウンギョン本部長は「妻から感染したのか、それとも中国でまた別の感染源との接触があったのかについては、もう少し検討しなければならない。母親は家族内で感染した」と説明した。

 一方、武漢から入国した全数調査対象者2991人は14日間の潜伏期が過ぎ、管理から解除されたと中央防疫対策本部が同日発表した。最後の入国者が入国した先月26日を基準に、潜伏期が終わったことによるものだ。

パク・ヒョンジョン、ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:2/11(火) 14:27
ハンギョレ新聞

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