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【東京五輪】テコンドー濱田真由、「不安もあった」手術乗り越え復活劇 3度目の五輪へ

2/11(火) 18:48配信

佐賀新聞

 「自分は五輪に行くものだと思っていたが、今回ばかりは不安もあった」。テコンドーの濱田真由(26)=佐賀市、ミキハウス=は手術を乗り越え、本格復帰からわずか3カ月で、3度目の五輪切符を射止めた。「素晴らしい舞台で戦える。自分の力を出し切りたい」と東京五輪での完全復活を誓った。

 五輪に初めて出場したのは18歳の時のロンドン大会。2015年の世界選手権で日本人初優勝を果たし、翌年のリオデジャネイロ五輪にも出場し9位。ずっと、日本のテコンドー界の先頭を走ってきた。

 股関節に違和感を感じたのは5年前だった。最初はけがという意識もなく、そのまま競技を続けたが、違和感が慢性的になり、リハビリだけでは治せないほどになった。「けがはつきもの。手術をして乗り越えた選手もいるので不安はなかった」。一人で決断を下し、昨年2月に手術を受けた。

 2カ月の入院生活を送り、リハビリを経てようやく実戦的な練習を始めたのは昨年11月。それでも五輪への気持ちは切らさなかった。「不安なことや大変なことはあっただろうけど、家族には一切見せなかった」と父の康二さん(51)。できるサポートは限られたが、娘が実家に戻った時には送迎や食事などで支えた。

 絶対女王として君臨してきた濱田だが、9日の最終選考会決勝で相手を圧倒することはできなかった。「戦う体力はこれから。率直に言うとふがいない」と内容には不満げだが、「メダル獲得は自分の頑張り次第。新しいものを積み重ねていく」と力強く話した。

最終更新:2/11(火) 18:48
佐賀新聞

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