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【世界22カ国調査】最も仕事に自信がないのは日本人。家族と過ごしたい男性は3割以下

2/12(水) 8:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

世界22カ国で最も仕事に自信がないのは日本だった。

さらに男女の格差も大きく、機会の均等を求め、家庭のサポート不足がキャリアを阻害していると感じている女性に対し、男性は家族や友人と過ごす時間に価値を感じていないことが明らかになった。

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仕事に世界一自信がない日本人

調査を発表したのは、世界で6億7500万人が利用するビジネス向けSNS「LinkedIn(リンクトイン)」。カナダ、アメリカ、イギリス、オーストラリア、中国、シンガポールなど22カ国に住む18~65才までの3万570人を対象に、インターネット調査を行った(「仕事で実現したい機会に対する調査」)。

「今後1年の経済への展望」「今後1年の個人的な経済状況」「クオリティオブライフ(幸福度)」「クオリティオブライフ(親との比較)」「国内における仕事関連のチャンスの有無」「今後1年の仕事における機会へのアクセスし易さ」「成功するという自信」の7項目中、日本は5つの項目で最下位を記録。仕事で実現したい機会に対し、最も悲観的で自信がないことが明らかになった。

日本の最下位は、前回2018年にアジア太平洋地域の9カ国を対象に同様の調査を行ったときに続き、2期連続だ。

政府や企業は何をすべきか?

ランキングトップはインド、次いでインドネシア、中国という結果に。一方、下位5カ国は日本を除き、イギリス、スペイン、イタリア、フランスと全て欧州連合(EU)の関係国と、ブレグジットの影響などが見て取れる。

リンクトイン日本代表の村上臣さんは、今回の結果は「予想通り」だと言う。

2020年は働き方改革関連法案の目玉でもあった、社員と非正規雇用の待遇格差の是正を大企業に促す「同一労働同一賃金」、これまで大企業に対してのみだった罰則つきの残業時間の上限規定を中小企業にも導入、経団連が就活ルールを廃止し通年採用に舵を切るなど、「コーポレートガバナンスのキーになる年」(村上さん)だ。

「こうした国の政策が国民の実感までおりてきていないというのが、今回の調査結果から読み取れることです。例えば同一労働同一賃金についても、非正規の待遇を上げるのではなく、正社員の賃金を下げたり福利厚生をカットしてボトムに合わせるのではないかと懸念する声も聞こえてきます。世界の潮流はワークライフバランスやクオリティオブライフの追求です。個人の幸せの先に国や企業の理想もあるという。日本も取り残されずにやって行けるか、正念場だと思いますね」(村上さん)

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最終更新:2/12(水) 8:27
BUSINESS INSIDER JAPAN

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