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宝財踊り小中学生に伝授 葛尾・野行地区の住民

2/12(水) 10:22配信

福島民報

 東京電力福島第一原発事故で帰還困難区域となっている葛尾村野行地区の住民が十日、村内の葛尾小で、地区に伝わる宝財踊りを小中学生に教えた。

 村無形文化財保存継承事業の一環。野行宝財踊り保存会長の半沢富二雄さん(66)、事務局兼会計の金谷喜一さん(68)が指導役を務めた。葛尾小の児童七人、葛尾中の生徒七人に「ばち持ち」や「子抱嫁」などの役割を伝え、振り付けを解説した。

 宝財踊りは原発事故前、野行地区の住民が愛宕神社の祭礼で毎年奉納し、村の祭りでも披露された。帰還困難区域となり住民が避難し、伝統の継承が課題となっている。

 児童生徒と一緒に踊った半沢さんは「今後も皆さんと踊りたい」と無形文化財の保存に期待を込めた。

 村は踊りの振り付けや衣装、歴史を映像や解説書として残し、保存に取り組んでいる。

 野行地区は一部を除き特定復興再生拠点区域に認定されている。二〇二二(令和四)年春ごろまでの避難指示解除を目指し、国による除染などが行われている。

最終更新:2/12(水) 10:22
福島民報

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