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適当に買うと後悔 “電源難民”を防ぐモバイルバッテリーの選び方

2/12(水) 12:00配信

ITmedia ビジネスオンライン

 年度末に向け、何かと気ぜわしくなる季節。外出の合間に少しでも作業をしようと、カフェやワークスペースに足を運ぶ人も多いのではないだろうか。そこで気になるのがPCのバッテリー残量だ。「客先で充電が切れた」などというヘマをするわけにはいかない。近くに“電源カフェ”でもあればいいが、不慣れなエリアではそうした場所を探すだけで時間を取られてしまう。

筆者が愛用している2種類の大容量モバイルバッテリー

 そんなビジネスパーソンにおすすめしたいのが、大容量モバイルバッテリーだ。最近はUSB Type-Cポートを通じて電源入力できる「USB Power Delivery(以下、PD)」対応のノートPCが増えていることもあり、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスだけでなく、ノートPCへの給電を想定したモバイルバッテリーも増えてきた。

 今回は実際に筆者が使っているものを例に、出先で“電源難民”にならないためのモバイルバッテリーの選び方を紹介していこう。

 モバイルバッテリーを選ぶときに大切なのは、充電したいデバイスに適したものかどうかだ。例えば、筆者が現在愛用しているノートPCは、NECの「LAVIE Pro Mobile」だ。PD対応のUSB 3.0 Type-Cポートを搭載しているため、モバイルバッテリーもPD対応のものを選べばいいだろう。

 ちなみにLAVIE Pro Mobileのバッテリーのもちは「約20時間」となっているが、使い方や設定によっては、これを下回ることも多い。本来ならスリープ状態になっているはずのところで、CPUがフル回転していたこともある。「さあ使おう!」と出先でPCを広げたのに、電源が使えるのはあと1時間程度だった――なんてことになれば、話に集中できなくなってしまう。

 こうした事態を避けるためにも、気軽に充電できるモバイルバッテリーは欠かせない。電源のないカフェやスペースでも作業できるし、移動中にバッグ内でPCと接続しておけば、複数の客先を立て続けに回るときも安心だ。

 さて、肝心のモバイルバッテリーだが、一口にPD対応といっても、15W未満のものから100Wほどまで、出力電力はさまざまだ。選ぶときにはまず、自分が使っているPCが何W以上からの給電に対応しているかを確認しておきたい。LAVIE Pro Mobileの場合は、15W以上のPDに対応しているため、ほとんどのPD対応モバイルバッテリーで給電可能だ。

 ただ、ワット数は少し大きめのものを選びたい。ワット数がギリギリのものだと、ネットに接続したり、画像を編集したりしてCPUに負荷が掛かっているときに、給電が追い付かないことも多いからだ。スリープ中や電源オフの状態でしか、ノートPCの内蔵バッテリーを充電できない可能性がある。

 ちなみに筆者が使っているのは、「AlsterPlus」というドイツ製のモバイルバッテリーだ。容量は2万7000mAh。海外のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で手に入れたが、現在は国内でも「TokyoMac x MacPerfect」というECサイトから購入できる。

 AlsterPlusの最大のポイントは、モバイルバッテリーとしてはもちろん、USBハブとしても使えるところだ。最大100WのPD対応USB Type-Cポートを2つ備えるだけでなく、QC(クイックチャージ)3.0対応のUSB Type-Aポートも2つ搭載。ノートPCやスマホ、タブレットなどを電源ボタン近くにあるUSB Type-Cポートにつなぎ、余っているポートにキーボードやマウス、外付けストレージなどをつなげて使うことができる。

 PD対応のノートPCは増えてきているが、中にはUSB Type-Aポートを搭載していないものもある。代表的なものでは、MacBookシリーズ、DELL XPSシリーズなどだろうか。他にも、モバイル性を重視してUSBポートを少なくしているノートPCもある。そうした端末を持っている場合は、ハブ機能は重宝することになるだろう。

 他にも、ダンボーバッテリーでおなじみのcheeroからも、PD対応モバイルバッテリーが多数発売されている。

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最終更新:2/12(水) 12:00
ITmedia ビジネスオンライン

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