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豊島将之竜王・名人「今後も良い棋譜を残したい」…大阪文化賞贈呈式で

2/12(水) 14:39配信

デイリースポーツ

 令和元年(2019年)度大阪文化賞に輝いた将棋の豊島将之竜王・名人(29)が12日、大阪市内で行われた贈呈式に出席した。

 愛知県一宮出身の豊島竜王・名人は、父親の仕事の都合で5歳から大阪府豊中市に転居して育ち、現在は大阪市の日本将棋連盟関西本部を拠点に活動。18年9月に王位を獲得し、棋聖と合わせて二冠を達成。昨年5月には関西の棋士では22年ぶり、平成生まれでは初の名人を獲得し、史上9人目となる三冠となり、活躍が大阪の文化振興に大きく貢献したとされた。

 将棋界で初めて同賞を受賞した豊島竜王・名人は「豊中市で5歳から20代前半まで長く住み、(大阪市)福島(区)で修行時代からやってきたんで、選んでいただけたのかなと思います。今後も良い棋譜を残していって、大阪を盛り上げていきたいです。将棋という文化を広めて頑張っていきたいです」とあいさつした。

 また、選考委員との歓談で、将棋研究に活用する人工知能(AI)について「手ごわい?」と質問されると、「将棋においては人間のレベルを超えています」と即答。「2014年ごろ、AIソフトと戦ったときは、互角くらいの手ごたえで指していましたが、(AIは)疲れとかがなく、人間は疲れるというのもある。AIは1秒で400万手という量を読んでくるので。(近年は)ソフトが切磋琢磨(せっさたくま)して、はるか遠くの次元に行ってしまった感じです」と続けた。

 豊島竜王・名人は5歳のときから大阪・関西将棋会館の道場で腕を磨き、04年に公式戦初出場。18年に初タイトルとなる棋聖を獲得した。藤井聡太七段(17)にはこれまで公式戦4戦4勝。

 なお、同賞の選考対象は、直近1年間(18年9月1日から19年8月31日)において、学術、生活文化、芸術の文野において際だった活躍をした個人や団体、または文化芸術の活動者の支援や大阪文化の情報発信など、文化芸術の振興に著しい功績のあった方や団体。

最終更新:2/12(水) 16:15
デイリースポーツ

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