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(株)イズミプロセスの傘下入り以降、動向が注目されていた友邦紙管(株)が特別清算申請

2/12(水) 11:23配信

東京商工リサーチ

友邦紙管(株)(TSR企業コード:630063761、法人番号:9120101007659、堺市西区築港浜寺西町7-24、設立1957(昭和32)年4月、資本金1000万円、代表清算人:福田豊氏)は2月5日、東京地裁に特別清算を申請した。申請代理人は澤野正明弁護士(シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2、電話03-6212-5500)。
 負債総額は金融債務を中心に約14億7000万円。
 
 1923年4月創業の老舗紙管メーカーで、反物の芯を中心に口径8~200mmまでのサイズに対応。受注生産制とし、永年の業歴と高い技術を生かして大手を含めて約250社の問屋筋に営業基盤を構築していた。2000年には本社工場が火災に見舞われたものの、間もなく新工場で再稼働し、近年も5億円台半ばの年間売上高で推移し、黒字を維持していた。
 こうしたなか、2017年3月に(株)イズミプロセス(TSR企業コード:430308361、法人番号:7080001007609、静岡市清水区、登記上:東京都港区)が当社全株式を取得し、福田豊氏が代表に就任。イズミプロセスグループとのシナジー効果を目指す経営に転換していた。しかし、同グループは積極的なM&Aに伴う資金需要増加やグループ企業工場の火災などで事業計画に狂いが生じ、資金繰りが逼迫。当社としても、2018年夏頃には現場を取り仕切っていた前社長を含めて大量の従業員が退職。資金繰りも悪化し金融機関向け約定弁済が延滞となるなど、信用不安が高まるなかで事業継続が困難となり、同年11月には紙管販売の終了と事業縮小を取引先に通知していた。
 同年12月28日にはグループ会社の和泉石灰建材(株)(TSR企業コード:570234158、法人番号:4120101000321、堺市堺区)が大阪地裁に民事再生法の適用を申請するなどし、グループ企業の破綻が鮮明化。以降、機械類の売却等で整理を進めていたなか、2019年12月にはグループ中核のイズミプロセスなど4社が東京地裁に特別清算を申請。当社も1月31日、株主総会の決議により解散し、今回の措置となった。

最終更新:2/17(月) 17:25
東京商工リサーチ

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