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理経、VRコンテンツ開発サービスを提供、NeUとHTCと協力

2/12(水) 14:08配信

BCN

 理経(猪坂哲社長)は2月12日、NeU(長谷川清代表取締役CEO)と脳科学アドバイザリーサービス契約を結び、VR体験中の脳活動計測を軸としたVRコンテンツ開発サービスの提供を開始すると発表した。同サービスには、HTCが提供するHTC VIVEの高精度アイトラッキングシステムを用いたVR体験者の視線追跡も含まれる。

 東北大学と日立ハイテクノロジーズのジョイントベンチャーであるNeUは、脳血流計測(NIRS)による「脳活動の見える化」技術を軸として、研究市場向けハードウェアの開発やマーケティング支援ソリューションを展開している。理経は、防災訓練用VRコンテンツをはじめ、エンタープライズ向けのVR開発を行っており、神戸市消防局や広島大学など多数の機関と共同開発を行ってきた。

 今回提供するVRコンテンツ開発サービスは、VR体験中の脳血流、皮膚電位などの生体情報を計測・分析することで、「VR空間での感性評価」や「VRの効果測定」が可能。さらに「HTC VIVE Pro Eye」のVRシステムとその視線追跡技術を利用することで、両眼の動きを正確に追跡することができ、深いデータ分析ができるようになる。

 サービス例として、「自動車内部のインテリア評価」では、自動車内部のインテリアの位置・形・色などをVR空間上で自由に切り替えることで、自動車用コックピットのHMI(Human Machine Interface)開発の検証作業を効率化することが可能。モックアップを製作する必要がなくなるため、コストダウンを図ることができる。

 「訓練コンテンツの効果検証」では、VR開発過程や完成時に脳活動計測を取り込むことで、より効果的な訓練コンテンツの開発を行うことができる。また、脳活動の差異から、熟練者と初級者の思考の違いを分析するなど、多様な分析が可能となる。

 同社では、VR開発にNeUの脳活動計測の見地とHTCの視線追跡技術を盛り込むことで、VR空間の活用や可能性が広がると見ている。こうした取り組みのなかで、最適なコンテンツ設計やUI設計についても知見が深まり、今後より質の高いVRコンテンツの提供が可能になっていくと考えている。

最終更新:2/12(水) 14:08
BCN

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