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日産「セレナ」人気復活!? 販売低迷から復調に一転した要因とは

2/12(水) 7:10配信

くるまのニュース

 国内の新車市場では、ミニバンジャンルは一定数の人気を誇っています。なかでも、日産「セレナ」は2018年の年間ならび2019年上半期(1月から6月)ではミニバンNo.1を獲得するなど、好調な販売台数でしたが、同年の下半期では、他社のミニバンに抜かれる結果となりました。

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 しかし、直近の販売台数では復活の兆しを見せたのです。セレナの現状はどうなっているのでしょうか。

 2020年1月の登録車販売台数で、セレナは全体5位の6781台を記録。ミニバンジャンルでは、全体4位のトヨタ「シエンタ(6831台)」に続く台数となりました。

 前述のとおり、2018年と2019年上半期は好調な販売を記録。当時、セレナが好調な理由について日産は、次のように述べていました。

「広々座れる室内の広さや、乗り降りのしやすさ、スライドドアやバックドアの開閉のしやすさ、そして家族のニーズに応える多彩なシートアレンジなど、ミニバンとしての高い基本性能や装備が、お客さまからご好評をいただいています。

 さらに、100%モータードライブの電動パワートレイン『e-POWER』や運転支援技術『プロパイロット』搭載車もお客さまから高い支持をいただいています」

 そして、好調だったセレナの販売台数を後押しするべく、2019年8月にはマイナーチェンジを実施。標準モデルとカスタムモデル(ハイウェイスター)の両方でデザイン変更や安全装備の向上などをおこなっています。

 とくに、ハイウェイスターでは、特徴的な「ダブルVモーショングリル」や、クロームを贅沢にちりばめた宝石のようなグリルパターンなどのリッチで押し出し感の強いフロントマスク、縦長のリアコンビランプを採用して迫力のあるデザインに変更されました。

 これによって、最近流行りの傾向にある「オラオラ顔」になったともいわれています。オラオラ顔といわれる威圧感あるデザインは、トヨタの「アルファード/ヴェルファイア」や「ヴォクシー/ノア/エスクァイア」といったモデルに代表されるものでした。

 2019年2月に、発売された三菱「デリカD:5」など、最近のミニバンにはオラオラ顔が採用される傾向にあり、セレナ ハイウェイスターもその流行に乗っかったのです。

 しかし、マイナーチェンジ後は、徐々に販売台数の順位を落としていきます。、消費税が10%となった同年10月では、全体的に消費税の影響もあって販売台数が減少傾向にあるものの、ライバル車の順位には大きく変動はなかったなかで、セレナだけは大きくランキングを下げました。

 その後、セレナは11月に全体15位、12月が全体12位に低迷し、ミニバンジャンルではひとつ上のクラスとなるアルファードにまで、販売台数の順位が抜かれることになるのです。マイナーチェンジ後のセレナについて、日産の販売店スタッフは次のように話します。

「セレナは、コンパクトカー『ノート』に次ぐ日産の主力販売モデルです。とくに、e-POWER搭載車が登場してからは安定して売れていました。

 しかし、本来なら歓迎するべきマイナーチェンジで売れ筋のハイウェイスターのデザインが変わったことで、一部のお客さまからは『他社のミニバンみたいに威圧的になった』と不評の声を頂いております。

 また、2018年に2列シートを追加したシエンタや、マイナーチェンジでSUVテイストの新グレードを追加したホンダ『フリード』など、従来のライバル車とは違うモデルが出てきたこともセレナの販売台数に影響していると思います」

※ ※ ※

 しかし、前述の2020年1月には全体4位かつミニバンジャンルで2位にまで返り咲いたほか、販売台数自体も11月、12月から比べ、約2000台以上増えています。なぜ、セレナの販売台数順位が上がったのでしょうか。

 前出の日産販売店スタッフは次のように話します。

「1月は各社とも同様ですが、お正月の初売りセールなどをおこなうことから、販売面において売れる時期です。それに加えて、一部のお客さまから頂いていた『マイナーチェンジ時のデザイン面』に関する不評に関して、『見慣れた』というお声を頂いております。

 そのこともあり、マイナーチェンジ時にセレナを敬遠されたお客さまが購入されたということも考えられます。

 また、元々『e-POWER』や『プロパイロット』といった日産特有の性能や機能が好評だったことに加え、安全面においても360度の安全を提供する『全方位運転支援システム』が全車標準設定されたことも大きいと思います」

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最終更新:2/13(木) 17:29
くるまのニュース

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