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兼六園下ビル、定期マルシェ 16日から、県産野菜や加工品販売

2/12(水) 1:20配信

北國新聞社

 兼六園に近い空きビルで16日から、旬の石川県産野菜を扱うマルシェの定期開催が始まる。ビル周辺は住宅地となっているが、兼六園を訪れる観光客向け飲食店が増える一方、地元の生活を支えるスーパーや商店は年々姿を消す。マルシェは野菜のほか加工品、軽食などもそろえ、買い物客や住民が気軽に集える場所とし、金沢城のお膝元を盛り上げる。

 生産者と消費者、地元との縁をつないでもらおうと「ゑんマルシェ」(北國新聞社後援)と銘打ち、3月以降は毎月第2土曜に開催する。会場は、兼六園下から賢坂辻方向にある兼六元町の老舗印刷会社の旧本社のビルを活用する。

 特別名勝の兼六園に隣接しながら、周辺は材木町、小将町、横山町などの住宅街が広がる。地元商店が減る中、周辺で暮らす住民や買い物客で活気づく場をつくりたいと、県内の農家と消費者をつなぐ活動に取り組む団体「アグリファイブ」が企画した。

 16日は能登島、小松の農家がそれぞれ出店し、葉物野菜やシイタケ、サツマイモ、レンコンなどの野菜を並べる。こんか漬けなどの加工品や手作り雑貨、たこ焼きなど軽食のブースも設け、気兼ねなく「長居」を楽しんでもらう。

 アグリファイブの洲崎邦郎代表理事は「マルシェはまちづくり」との思いから、横安江町、野々市市内でも野菜市を定期開催してきた。農業に携わる前は、兼六園周辺で勤務していた経験もあるといい、「かつての商店街のように、マルシェを縁に、多彩な人が関わり、つながりが生まれればうれしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:2/12(水) 1:20
北國新聞社

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