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マスク工場などに緊急融資、上海の銀行が新型肺炎対策企業を支援

2/12(水) 16:33配信

CNS(China News Service)

【CNS】融資を受け取るまでに要したのは、わずか34時間――工場でマスクの増産に励む中国・上海市の企業「上海港凱浄化製品(Gangkai)」は、中国工商銀行(ICBC)上海支店から200万元(約3150万円)の融資を短時間で受け取った。通常は融資の申請から2~3週間が必要だ。

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 上海港凱浄化製品の責任者・呉超芸(Wu Chaoyun)氏は「通常、購入した資材の支払いは月単位だが、今は現金でないと仕入れができない。一方で、資金を回収するには2~3か月必要な場合もある」と話す。

 上海市松江区(Songjiang)にあるマスク製造工場では、防護服とマスクをつけた労働者が生産ラインで休みなく働いているが、一部の労働者はまだ隔離されて仕事に戻ることができない。1日の生産数は使い捨てマスク5万5000枚と微粒子用マスク5000枚にとどまっているが、今回の融資を受け、生産を加速させていく。

 中国工商銀行上海支店普恵金融部の楊潔(Yang Jie)部長は「当行は新型肺炎に関連する企業に融資を緊急許可する特設ルートを開設し、オンライン金融サービスも強化した」と説明。

 マスク工場のほか、試薬をつくる製薬企業、観光客減少の影響を受けている飲食店やホテルなどに手を差し伸べ、支店は1月25日から2月4日までに顧客256人に計1億8700万元(約29億4800万円)の融資を実行した。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

最終更新:2/12(水) 16:33
CNS(China News Service)

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