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「nextWIN」シリーズ25日新規設定、新興国含む世界対象に次代のテクノロジー・リーダー企業に投資

2/13(木) 17:25配信

モーニングスター

 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは25日から「GSフューチャー・テクノロジー・リーダーズ」(愛称:nextWIN)シリーズの運用を開始する。日本を含む世界の企業から、主にテクノロジーの活用・発展による恩恵を受け、将来リーダーになると期待される企業の株式に投資する。投資対象には、新興国株式と中小型株式も含まれる。Aコース(限定為替ヘッジ)とBコース(為替ヘッジなし)の2ファンドからなり、決算回数はともに年2回である。信託報酬等は年率1.7875%(税込)。

 同社は99年11月から「netWINゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンド」シリーズ2ファンド(為替ヘッジありのAコース、なしのBコース)を運用している。同シリーズは、インターネット業界の成長による恩恵が見込まれる米国企業を主要投資対象とする。2月29日から「netWIN GSテクノロジー株式ファンド」へと名称を変更し、主要投資対象も「テクノロジー(インターネットを含む)の発展により恩恵を受ける米国企業の株式」に変更するが、設定後の20年間で、インターネット関連企業がインターネットだけでなく広くテクノロジーの分野に進出するなど投資対象市場が変化したことを踏まえたもので、米国の情報技術セクターを中心とする実質的な投資対象に変更はない。

 nextWINシリーズでは、これまで北米企業がけん引してきたテクノロジー業界の発展が、アジア、欧州、新興国にも拡大し、リーダー企業が誕生しているとの認識から、グローバルに投資機会を求める。テクノロジーの活用・発展による恩恵を受ける企業を、個別銘柄の分析を重視したボトムアップ手法により選択する点は両シリーズで共通している。

 nextWINシリーズのポートフォリオは50~70銘柄程度を想定している。19年9月末時点の市場環境に基づいて作成されたモデルポートフォリオを見ると、組入銘柄は59銘柄で、組入比率トップは中南米最大のEコマース(電子商取引)企業であるアルゼンチンの「メルカドリブレ」。上位5位内には、決済サービスを手掛けるオランダの「アディアン」も見られる。地域別構成比は北米56%、アジア(日本除く)21%、欧州9%、日本7%、その他7%。規模別構成比率は、大型株式41%、中型株式50%、小型株式8%となっている。

 netWINシリーズのうち純資産残高の多いBコースの20年1月末時点の10年トータルリターン(年率)は17.63%とモーニングスターカテゴリー「国際株式・北米(為替ヘッジなし)」平均(13.21%)を4.42%上回り、カテゴリー21本中2位。Aコースもカテゴリー内で上位となっている。純資産残高は2016年から増加基調が続いており、2月12日時点のシリーズ合計の純資産残高は4998億円と5000億円突破は時間の問題だ。netWINシリーズの言わば「グローバル版」であるnextWINシリーズが、netWINシリーズのような成長を遂げられるか注目される。

武石謙作

最終更新:2/13(木) 17:25
モーニングスター

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