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青森市民病院、6階西病棟休棟へ

2/13(木) 22:13配信

Web東奥

 青森市民病院は13日、2~7階にある全11病棟459床のうち6階西病棟(52床)を3月中旬から休棟し、10病棟体制とする方針を示した。一部看護師に集中している夜勤負担の軽減などを目指す。同病院は今回、休棟も含めて病棟全体を再編。当面410床で運用するが、患者受け入れや外来診療科は現状を維持し経営への影響はない-と説明している。

 同日の市議会民生環境常任委員協議会で、同病院の岸田耕司事務局長が報告した。6階西病棟に入院している外科などの患者を5階東病棟に移すほか、病棟全体の再編を進める。6階西病棟のスペースの利活用については未定。

 病院事務局によると現在の正職員看護師は361人で「看護師数は充足している」と説明する。ただ昨年12月の定例市議会の一般質問に対する市側答弁によると、2018年度、同病院看護師の約4割が1カ月当たり10回以上の夜勤に従事し、内部基準の9回を上回った。育児など家庭の事情で働き方に制約がある看護師が増え、一部看護師に夜勤が集中しているという。

 年度末の定年退職などに伴い今後、夜勤に入ることができる看護師が減る見込みのため、現状の11病棟のままでは、来年度から夜勤体制の維持が困難になる。

 一方で病棟維持のために看護師を増やせば、給与などの経費がかさむ。同病院は長年、医師不足などによる赤字経営が続き、資金不足額は18年度決算で13億円まで膨らんでいる。同病院は現在の病床利用率は約68%(1日約310人)と、患者受け入れにはまだ余裕があることから、今回の休棟を決めた。

 岸田事務局長は常任委員協議会で「看護師の夜勤負担軽減による労働環境の改善や、病棟当たりの看護師配置を手厚くすることで、医療の質向上などの効果を図る」と述べた。

最終更新:2/14(金) 10:55
Web東奥

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