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秋田ノーザンハピネッツを支える『繋ぎ役』野本建吾「点差を広げずにそのクォーターを守り続ける」

2/13(木) 19:05配信

バスケット・カウント

「秋田の代名詞と言えば激しいディフェンス」

文=佐保めぐみ 写真=B.LEAGUE

秋田ノーザンハピネッツは昨日、台風で順延となっていた横浜ビー・コルセアーズとの第2節のゲーム2を4カ月遅れで行い、93-75で勝利した。

「秋田の代名詞と言えば激しいディフェンス」と野本建吾が言うほど、秋田は守備を前面に押し出すスタイル。平均73.4失点はアルバルク東京、宇都宮ブレックスに次ぐリーグ3位の数字と結果にも繋がっている。

この試合でも横浜のインサイドをダブルチームで守り、ローテーションをしっかりと行うことで自由に攻めさせず、第1クォーターを20-13とリードした。しかしゲーム中盤では横浜のスピードに苦戦し、第2クォーターを14-19、第3クォーターも24-25とリードされ、拮抗した戦いが続いた。

野本は中盤にディフェンスが崩れた理由をこう話す。

「ウチはチーム全員で守らないと成立しないディフェンスです。一人でもローテーションが崩れてしまうと、ディフェンス自体が崩れてしまいます。ミスした後にチームディフェンスの準備ができていなかったり、コミュニケーションやローテーションミス。そういうことが重なって重い展開になりました」

「僕が出ているオン1の時もチームが楽になる」

野本はこの試合、出場時間9分41秒で10得点3リバウンドを記録。プレータイムは多くはないが、コートに立つと攻守に渡り積極的なプレーでチームに勢いを与えた。特にオフェンスではインサイドで外国籍選手2人に囲まれても臆することなくリングにアタックした。

「今日は自分が切り込んだ時にたまたまリングが見えて、シュートチャンスがあったので自分でアタックしました」と謙遜したが、もちろんチームのオフェンスバランスを考えての行動だった。

「自ら攻めることができれば、僕が出ているオン・ザ・コート1の時もチームが楽になると思います。チームオフェンスの兼ね合いも考えて、行ける時にはアタックすることを意識してやっています」

今シーズンの平均プレータイムは13.4分と決して長いわけではない。さらに試合によってバラつきもあり、限られた時間の中で結果を出すことは決して簡単なことではない。その中で野本は「コート上で意識していることは、点差を開かせずにそのクォーターを守り続けられるか」の一点に集中している。

「プレータイム云々よりも自分の役割をこなす、そしてチームメートとコミュニケーションを取って試合を繋ぐ思いでコートに立っています。試合では3番から5番までいろんなポジションをしますが、その中で試合ごとにやれることを整理して挑んでいます」

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最終更新:2/13(木) 19:05
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