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日本JCと「政治」、その浅からぬ関係 「若旦那がお金に物をいわせて...」

2/13(木) 20:18配信

J-CASTニュース

 日本青年会議所(日本JC)が運営する「メディアリテラシー」向上を呼び掛けるツイッターが、中立性が疑われるリツイートを繰り返し、ツイッター側と結んだパートナー協定が解消される可能性も出てきた。

 日本JCは、リツイートを削除し、ツイッター側と今後について協議している。過去にも、担当者が「右寄り」ツイートを繰り返して謝罪した騒ぎがあったが、一体どんな団体なのだろうか。

■2年前に「宇予くん」騒動起こしたばかり

 リツイートした1つが、あるJCメンバーの投稿だ。このメンバーは、ジャーナリストを名指しで、「ツイートが的外れ過ぎ」「発狂している」と揶揄していた。

 さらに、新型コロナウイルスについて独自の見方をしたJC出身のクリニック院長の投稿についても、リツイートするなどしていた。

 この公式ツイッターは、日本JCのメディアリテラシー確立委員会のアカウント「情報を見極めよう!」だ。日本JCとツイッタージャパンは、その直前の2020年2月10日、ツイッターなどソーシャルメディアのリテラシー教育をJCメンバーらに行うパートナー協定を結び、ツイッター政治の公式アカウントが活動を支援すると発表していた。

 2年前には、日本JCの当時の担当者が、保守思想をうたうキャラ「宇予くん」の公式ツイッターで特定の議員やメディアを中傷したり、中国や韓国に対して「国交断絶」「ミサイル爆撃」などを主張したりして、日本JCが謝罪に追い込まれたことがある。それだけに、協定を結んだ際も、ツイッター側の対応を疑問視する声が続出していたが、公式ツイッターでも、実際に中立性が疑われるようなリツイートが繰り返されたとして、炎上状態になっている。

 ツイッター側に対し、「見識を疑われる話」「そもそも何で提携する必要があったのか」「初っ端から、思い切りリテラシー不足が露呈している」などと批判が相次いでいる。

ツイッター広報「万一対応が改まらない場合は...」

 日本JCのリツイートについて、ツイッタージャパンの広報部は2月13日、J-CASTニュースの取材にこうコメントした。

  「情報リテラシーに関するものだけが投稿される予定と聞いておりました。また、発信するコンテンツについては事前にアドバイスをするなどして協力していく予定でした。このように特定の企業や団体のリツイート等は想定しておらず、当初ご提示いただいたとおりの運用をしていただくよう、既にお願いをしました」

 パートナー協定を解消する予定があるかについては、その可能性は認めた。

  「JCI担当者や会員企業に対しての研修やアドバイスを提供していきます。万一対応が改まらない場合は、様々な選択肢を検討したうえでその後の方向性を決める必要がございますが、現在のところお話しできることはございません」

 今回の協定締結は日本JCから相談があり、過去の担当者ツイートについては、「過去の過ちを改めたうえで、信頼回復に努めたい」と説明があったため、ツイッターでも、リテラシー教育に理解があると考えたという。日本JCは政治団体ではなく、政治的な活動を後押しするものでもないとしたうえで、ルール違反があれば必要な対応を行うと言っている。

 日本JCにも取材を申し込んだが、13日夕までには、回答が得られなかった(追記あり)。

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最終更新:2/14(金) 17:26
J-CASTニュース

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