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綾野剛&松田龍平『影裏』新2ショット 大友啓史監督が映す、遅れてきた青春

2/13(木) 8:30配信

シネマトゥデイ

 映画『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史監督が故郷である盛岡でメガホンをとった新作『影裏』(読み:えいり 2月14日公開)から、綾野剛と松田龍平の新たな2ショット写真が公開された。本作は、沼田真佑の第157回芥川賞受賞作を原作に、岩手・盛岡に移り住んだ主人公・今野(綾野)が、突然失踪した同僚・日浅(松田)の行方を追ううちに、彼の知られざる顔が浮かび上がっていくミステリー。初公開の写真では、今野と日浅が打ち解けていく過程が切り取られている。

【動画】『影裏』ロングバージョン予告編

 綾野演じる今野は、転勤をきっかけにすべてを捨てるように盛岡にやってきた青年で、感情を凍らせているキャラクター。一方、松田演じる日浅は、そんな今野を釣りや呑みに誘い心を溶かしていく存在だ。初公開の写真は、2人が居酒屋で酒を酌み交わす様子や釣りに向かう車中を捉えたもので、いずれもリラックスした表情を見せている。

 大友監督は、今野が日浅と過ごすことによって「遅れてきた青春を取り戻したような雰囲気に見えるといいなと思います」と語り、「日浅と何でもない普通の青春を送ることで、映画を観て涙を流すなど、感受性を取り戻していく。アイロンを丁寧にかけるなど、生活のディティールも楽しむようになっていきます」と劇中の今野の変化に触れている。

 また、2人の関係を表す重要なモチーフとなるのが“水”。大友監督は「日浅の行動と水の変容が並行して進んでいく物語になっています。今野にとって、日浅と釣りに行った川の水音が日浅の記憶となるのですが、足首くらいの浅瀬から始め、やがて腰まで届く深みへと入っていき、せせらぎから轟音へと変わっていく。日浅によって、今野はどこへ連れて行かれるのかということを、少しずつ匂わせていくことを意識しました」とその意図を説明している。(編集部・石井百合子)

最終更新:2/13(木) 8:30
シネマトゥデイ

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