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望まぬ妊娠も…“真剣交際”なら未成年も性行為OK? 「条例だけでは不十分」の声も

2/13(木) 8:01配信

AbemaTIMES

 井川氏の指摘を受け、深澤諭史弁護士も「本来は法律で決めるべきことであって、条例でバラバラ決めるのはどうかと思う」とした上で、「法律というものは“最低限”を定めるものだし、国は私的領域にどんどん踏み込むべきではないし、奥村先生の指摘通り、“真剣”について裁判所が審議することになるし、捜査もしなくてはならなくになる。それは“どちらから告白しましたか?ラブレターはどんな内容だったのですか?最初のプレゼントは何だったのですか?その後、食事はどこでしたのですか?”など、2人の交際について国家が尋ね、“国家の考える真剣はこうだが、この人たちの交際は真剣ではない”と裁判所が認定するということだ。もっと言えば、男女交際は真剣でなければダメなのか。そうではない価値観もあってよいはずなのに、それを国家あるいは地方が強制して良いのだろうか」と疑問を呈した。

 また、深澤弁護士は国が定める性的同意年齢が13歳で、結婚可能年齢が男性18歳・女性16歳となっていることについて、「同意年齢の引き上げは検討に値すると思う。そして結局のところ、処罰したところで女性や子どもの傷は癒えない。やはり教育によって十分に防ぎきれていないからこそ、真剣交際だったら良いのか・悪いのかという条例を作らざるを得ないのではないか。真剣交際であっても性病にかかることもあるし、望まない妊娠をすることもあると思う。それは真剣かどうかとは関係がないことだ」とも話した。

■未成年の性行為、幸せにつながらないケースも…

 成人の世界でも難しい“真剣”の基準、そして価値観。そして未成年ともなれば、性行為によるリスクも付いて回る。「自分の中では2カ月くらい手をつないで、それから、みたいな感じ」(17歳女性)、「未知の世界すぎてあまりイメージが湧かないが、(交際開始から)1年は時間が欲しい」(19歳女性)など、考え方は様々だが、厚生労働省の「中絶の実施件数」(2018年度)によれば、年間の中絶件数16万1741件のうち、10代は1万3588件に上っており、未成年の真剣交際、そして性行為が必ずしも幸せにつながらなったというケースも少なくないのも事実だ。

 番組には「真剣にパパ活するのはいいの?交際や意味もよく分からない」「こんなことしたって10代は縛れない。避妊強化に力を入れた方がいいと思う」「無知な被害者のために無駄な法律を作らないでほしい。必要なのは教育だ」「男だが10代の時の真剣交際あっただろうか。好きだけど、やりたい気持ちが強かった気が」といったコメントも寄せられた。

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最終更新:2/13(木) 8:01
AbemaTIMES

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