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【京都記念】1番人気は疑ってかかれ!データからは2頭が浮上

2/13(木) 17:00配信

SPAIA AI競馬

仕上げの難しい時期

2月16日に京都競馬場で行われる京都記念は、今年で113回目を迎える伝統の一戦。過去にも数々の実績馬が、年明け初戦にこのレースを選択してきた。ただ、まだ寒い2月に行われるレース。目標はまだ先ということで、実績馬がどこまで仕上げてくるのか、見極めが大事となってくる。

京都記念に役立つデータ

京都記念は8年連続で1番人気が勝っていない。そのうちの6年は連対すら外している。このレースは専門紙時代に本社担当する機会が何度かあったが、実績馬だからといって予想を置きにいくと駄目。これで何度も痛い目に遭った。人気馬の信頼度がもうひとつということもあり、よりデータが生きるレースかもしれない。今回もここ10年のデータを参考にしながら、レース分析も含めて検証していく。

少頭数を使った馬は危険

最近は1番人気が勝利していないとはいえ、格下が勝っているわけではない。前走をクラス別に分けてみると、GIを使っていた馬がここ10年で10連対と半分を占めている。特に、海外帰りの4頭は全て馬券圏内。逆にオープンや条件戦を使ってきた馬の連対は1回だけ。少なくとも重賞に出走している馬、それがGIクラスならなおよしだ。

続いて年齢。5歳以下と6歳以上に分けると、5歳以下が勝率15%近くあるのに対して、6歳以上は1%台。ここ10年の傾向では、ベテランより年齢が若い馬の活躍が目立っている。

このレースはフルゲートに満たないことがほとんど。10頭以下になることもしばしばなのだが、前走で多頭数を経験した馬の方が好成績を挙げているという面白いデータがある。12頭以下と13頭以上で分けると、13頭立て以上を使った組が何と19連対。3着以内に来た30頭で見ても29頭が該当。かなり強いデータなので、12頭以下を使ってきた組は軽視してよさそうだ。

本命は二択

今年も少頭数で、スローで上がりの勝負が濃厚。となればディープインパクト産駒の出番かと思うが、荒れ馬場に加えて、週間天気予報を見ると週中から雨予報が続いている。カレンブーケドールはディープ産駒だが、秋華賞、そしてジャパンカップと雨馬場で結果を出してきた馬。本来ならこれが本命でいいと思うが、何せこのレースは1番人気が結果を出していないレース(たぶんこの馬が1番人気)。同様の傾向だった先週のきさらぎ賞も、断然の1番人気に推されたアルジャンナが3着だった。今回も疑ってかかるのが得策だろう。

ステイフーリッシュは前走が少頭数、クラージュゲリエとクロノジェネシス以外は全て年齢で引っ掛かる。となると、残るはそのクラージュゲリエとクロノジェネシスのどちらかということになる。

クラージュゲリエは成長力のあるフェアリードールの一族。古馬になった今年が楽しみだが、さすがに休みが長すぎる。というわけで、本命は文句なしでクロノジェネシスだ。エリザベス女王杯はもう少し早めに動きたかったのだろうが、1番人気の馬がすぐ前にいて、それを意識しすぎた印象。ペースも遅すぎた。32秒台の足を使える馬だが、サンデー系との比較上、上がりがかかる展開の方が勝ち目はあるはず。

カレンブーケドールはオークス、そしてジャパンカップがともに強い内容の2着。外回りの京都2200mは合いそうだが、1番人気が予想される今回は初めて受けて立つ立場。先行脚質だけに他馬の目標になる可能性が高く、先のドバイ遠征を見据えた仕上げで凌ぎ切れるかどうか。真価を問われる一戦となりそう。

クラージュゲリエは久々の不安以外はデータ上マイナスなし。相手候補の筆頭としていいだろう。あとは荒れ馬場なら外回りでも大丈夫なステイフーリッシュと、久しぶりに逃げる競馬をしてほしいという期待を込みでノーブルマーズを押さえる。

◎クロノジェネシス
○クラージュゲリエ
▲カレンブーケドール
△ステイフーリッシュ
×ノーブルマーズ

《ライタープロフィール》
門田 光生(かどた みつお)
競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて地方競馬を中心に予想・記事を執筆中。

門田光生

最終更新:2/13(木) 17:00
SPAIA AI競馬

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