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「制服は昭和で止まってる」藤原ヒロシ×青田泰明が語るファッションと教育の今

2/13(木) 20:12配信

FASHIONSNAP.COM

藤原ヒロシが試みる制服のアップデート

 これまで「ブルガリ(BVLGARI)」「モンクレール(MONCLER)」など数多くのブランドとコラボレーションしてきた藤原ヒロシが、新たにタッグを組んだのは都内の中高一貫校 青稜中学校・高等学校。自身初となる学校制服を監修し、「フラグメント(fragment design)」「ユニフォーム エクスペリメント(uniform experiment)」「ラミダス(RAMIDUS)」と共にアイテムを製作した。今回、プロジェクトの仕掛け人である青田泰明校長代行と藤原ヒロシによる対談が実現。プロジェクトの背景から、学生時代のエピソード、現代を生きる学生たちに向けた話題まで、教育とファッションが交差する話を繰り広げた。

【画像】藤原ヒロシが手掛けた新制服

ー今回、藤原さんが青稜中学校・高等学校の制服を手掛けた経緯を教えてください。

青田泰明校長代行(以下、青田):本校が25年ぶりに制服を刷新することになり、デザイナーの方を探していました。青稜は「挑戦」を掲げる学校なので、大前提としてありきたりなものは作りたくない。これまで学校制服を手掛けたことがない方に作ってもらい、挑戦のスピリットが込められた制服を子どもたちに着て過ごしてもらいたいなと。ヒロシさんとの交流は3、4年くらい前から元々ありましたが、どういう方にお願いしようかと考えていたタイミングで丁度お会いする機会があって。

藤原ヒロシ(以下、藤原):僕もラジオか何かで以前から「制服を作りたい」と言ってたんですよね。

青田:「藤原ヒロシが作る制服」って誰も想像できないだろうなと思ったんです。既存の考え方に捉われずに面白いものを作ってもらえるだろうと、ヒロシさんに白羽の矢を立てさせて頂きました(笑)。

藤原:あ、そうなんですか?「制服やりたい」と言い続けたからリクエストが来たのかと思ってた(笑)。

ー青田さんは昔から藤原さんのファンだった?

青田:もちろん。

藤原:絶対そんなことないでしょう(笑)。

青田:いやいや、裏原カルチャーを通ってきた世代ですよ。当時、ヒロシさんやNIGOさんが雑誌に出ているのを見て「かっこいいな」と感じていましたから、今こうして制服をお願いすることになるとは夢にも思わなかったです。人生って面白いですね。

ー藤原さんはなぜ制服を作りたいと思ったのでしょうか。

藤原:制服のデザインって、なんだか昭和で時代が止まってませんか?学生服ってどれも重そうで、ブカブカしているから少しくらいはアップデートするべきなんじゃないかなって。それこそ、「ユニクロ(UNIQLO)」が制服を作れば良いのにと思ってた(笑)。

ー制服をデザインするにあたり重視したことはありますか?

青田:僕からヒロシさんにお願いしたことは、キーカラーにブルーを使って欲しいと言ったくらいですね。あとは「ヒロシさんが作りたいものを作ってください」とお伝えしました。

藤原:制服って基本的に3年間着るので、1年生はみんな大きいものを買いますよね。1年生がブカブカな制服を着ている姿は可愛いらしいですが、もう少しちゃんとした見せ方は出来ないだろうかと考えたんですよね。いくつか選択肢があった方が面白いと思ったので、フーディーやブレザーなど色々な着こなしができるようにアイテムを作ってみたり。

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最終更新:2/13(木) 20:27
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