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オスカー快挙の韓国映画パラサイト、これが「半地下」のリアルな風景

2/13(木) 12:26配信

ロイター

 米アカデミー賞で作品賞を含む4冠に輝いた韓国映画「パラサイト 半地下の家族」。撮影では映画セットが使われたが、ソウルに実在する地域に触発された作品だ。
 2つの地域の物語と格差問題が、2つの家族を通して語られる。裕福なパク家と貧しいキム家は、韓国で深刻化する格差問題を映し出している。その現実の風景をロイターが取材した。
 キム家が暮らすような半地下のアパートは、ソウルの繁華街近くにある最後の貧困地域の1つ、アヒョンドンでみられる。
 ここに住む人たちにとって、映画のストーリーは自身にとても近い内容だ。劇中に登場するスーパーマーケットの経営者、リー・ジョンシクさんもその1人だ。リーさんは「確かに、ここの景気はよくない。 映画を観たら、自分の人生がそこにあるような気がした」と語った。
  一方で、韓国のビバリーヒルズとして知られるソンブクトン。パク家の豪邸のように、ほとんどの家が高い壁や有刺鉄線などのついたフェンスに隠れ、監視カメラが設置されている。
  映画では、キム家が宅配ピザの箱を組み立てるシーンが登場するが、このピザ店は実際に存在する。オーナーのヨム・ハンギさんは、映画の成功がオスカー獲得後も長く続くことを願っている。
 「(ポン・ジュノ監督が)監督賞を含む4つの賞を受賞してくれて本当に感謝している。映画のおかげで売り上げが伸びている。沢山のところから連絡があり、店を訪れる外国人の客も増えた。長続きすればいいと思う」

最終更新:2/13(木) 12:29
ロイター

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