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「アクリル板を壊したのは…」樋田淳也被告、初公判で”驚きの主張” 大阪・富田林署逃走事件

2/13(木) 18:32配信

関西テレビ

関西テレビ

1ヵ月半にわたって世間を騒がせたあの事件の裁判が始まりました。2018年8月、大阪府富田林警察署に勾留されていた樋田淳也被告(32)。

面会室で弁護士側と容疑者側を仕切るアクリル板を壊して、そこから逃走した罪などに問われていますが、注目の初公判では「壊したのは私ではない」などと驚きの主張をしました。

樋田淳也被告が勾留されていた富田林警察署から逃走したのは、2018年8月。起訴状や当時の取材によると、樋田被告は担当弁護士との接見を終えた後、面会室を仕切るアクリル板を壊して弁護士側のドアから外に出て、前室を通り逃走したとみられています。

いずれのドアにも鍵はかけられておらず、ドアが開いた際に鳴るはずのブザーも電池が外されていて、ずさんな警備体制が批判を浴びました。

大阪府警の延べ15万人もの捜査の網をかいくぐり、48日間の逃走の末、身柄が確保されたのは大阪から400km以上離れた山口・周南市の「道の駅」。たまたま捕らえられた万引き犯が樋田被告でした。

【記者リポート(2018年9月30日)】
「樋田容疑者はパンや総菜などを服の下に入れ、出口から出てきたところを捜査員に確保されたということです」

なんと樋田被告は、自転車で日本一周中の旅行者に成りすまし、中国・四国地方など各地を転々としていたのです。

【道の駅・サザンセトとうわ 岡崎竜一支配人】
「全然、逃亡者として隠れている感じには見受けられない。誰とでも話をしにいくような人でしたね」

今回の裁判で樋田被告が起訴されたのは「21」の事件。警察署のアクリル板を壊して逃げた加重逃走や、逃走中に万引きなどをした窃盗の罪だけでなく、逃走前に金を脅し取ろうとナイフを突きつけてけがをさせた強盗致傷や、マンションに侵入し女性に性的暴行を加えた強制性交など、凶悪事件についても罪に問われています。

2月13日の裁判で樋田被告は、「逃走したことは認めますが(アクリル板を)壊したのは私ではありません」と、加重逃走の罪について争う姿勢を示しました。加重逃走罪は、拘束のための施設や器具を壊して逃げた場合にのみ成立するため、弁護側は単純逃走罪を適用すべきだと主張しています。

また、他に起訴されている20の事件で逃走後の窃盗罪などは認めたものの、逃走前の強制性交などについては「知人の男がやった」などと否認しました。

3月16日には被告人質問が行われる予定で、樋田被告が何を語るのかが注目されます。

関西テレビ

最終更新:2/13(木) 18:32
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