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ルノーF1のボスが「実車なしの新車発表会」を釈明

2/14(金) 16:56配信

TopNews

ルノーF1プロジェクトを率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)が、実際のF1マシンがない形で新車発表を行ったことについての釈明を行った。

12日(水)にパリで2020年型F1マシンであるR.S.20の発表イベントを行ったルノーだが、そこには実物のF1マシンはなく、その代わりにいくつかの画像がスクリーンに映されただけだった。

さらに、その画像で紹介されたマシンはマット系の黒一色となっており、実際に19日(水)からバルセロナで始まるプレシーズンテストに持ち込まれるマシンには違うカラーリングが施されることになるようだ。

アビテブールは、この時期にはまだ実際のマシンは製造過程にあるのが普通のことであり、12日のイベントに実車を持ち込まなかったのも決して不当なことではないと次のように主張した。

「我々はスケジュール通りに進んでいるが、まだ新車が実際にできあがっているわけではないんだ」

「それに基づけば、唯一我々にできるのは今年のクルマに似せたフェイクカーを持ち込むことだけだし、それは私に言わせれば金の無駄遣いだよ」

「だから、むしろクルマはなくてもいいんだ。クルマに興味がある者は誰でも来週写真が見られるんだからね」

つまり、ルノーとしては12日のイベントは2020年の「キックオフイベント」であり、新車を公開するためのものではなかったということだろう。

ところで、その実車なしのキックオフイベント自体も予定時刻から1時間遅れで始まっていた。こうしたことから、2020年のルノーも昨年同様あまり幸先のよいスタートを切ることは難しいのではないかと首をかしげた者も多いようだ。

だが、ルノーのエグゼクティブディレクターを務めるマルチン・ブドコヴスキーは次のように語った。

「我々にとって重要なことはこの新車で昨年の失敗を繰り返すことがないようにすることだ」

しかし、もしもルノーの2020年型マシンであるR.S.20が期待通りのパフォーマンスを発揮することができなければ、今年でルノーとの契約が切れるトップドライバーのダニエル・リカルドがチームから離脱する可能性もあると考えられている。

実際、12日の新車発表イベントに姿を見せたオーストラリア出身のリカルドは、もしフェラーリから電話がきたらそれに出るかと質問されると、「正直な話、間違いなく僕はすべての電話に出るよ」と微笑みを浮かべながら答え、次のように付け加えた。

「ご承知の通り、僕はルノーと2年(2019-2020)の契約を結んでいる。だけど、僕にとっては今年がこのチームで何かを実現するための1年目みたいな気がしているよ」

最終更新:2/14(金) 16:56
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