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A330-800、EASAとFAAから型式証明取得 航続距離と燃費向上

2/14(金) 13:00配信

Aviation Wire

 エアバスは現地時間2月13日、A330neoのうち開発中だったA330-800がEASA(欧州航空安全庁)とFAA(米国連邦航空局)から型式証明(TC)を取得したと発表した。TC取得に向けた飛行試験を実施したA330-800の飛行試験初号機(MSN1888、登録記号F-WTTO)は、2018年11月6日の初飛行から飛行回数132回、370時間の飛行試験を終えた。

 A330neoは、従来のA330-200と同サイズのA330-800(標準座席数3クラス220-260席、最大406席)と、A330-300の後継となるA330-900(3クラス260-300席、最大440席)の2機種で構成。ともにA350 XWBの主翼技術を取り入れ、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000と空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を25%改善した。

 主翼は従来の60.3メートルから64メートルに大型化。燃費を改善する翼端の「シャークレット」は、A350の技術を取り入れた。客室もA350の内装をベースとし、大型化した手荷物収納棚やLED照明などを採用した新内装「エアスペース」を採用している。

 航続距離も延び、A330-200の7250海里(1万3450キロ)、A330-300の6350海里(1万1750キロ)に対し、A330-800は8150海里(1万5100キロ)、A330-900は7200海里(1万3400キロ)飛行できる。A330-800と-900は99%の共通性を持ち、A350と共通のタイプレーティングによりパイロットの訓練コストを抑えている。

 1月末時点の受注は、A330-800が14機、A330-900が323機。A330-900は就航済みで45機が引き渡されており、最初の機体(CS-TUB)は2018年11月26日にTAPポルトガル航空(TAP/TP)が航空機リース会社アボロン経由で受領している。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:2/14(金) 13:00
Aviation Wire

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