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おでん缶は健在なり! 牛たん入り仙台塩おでん

2/14(金) 12:06配信

マイナビニュース

今回もちょっと変わったご当地缶詰の紹介です。牛たん料理で知られる宮城県には、何と牛たん入りのおでん缶詰があるそうです。

【写真】小鍋に盛り付けした「牛たん入り仙台塩おでん」

「おでん缶ブームは去りましたが、逆にご当地のおでん缶は進化してます!」

鼻息も荒く語る缶詰博士。一体どんなふうに進化しているのか、さっそく教えていただきましょう。

おでんは得意

かつて秋葉原から発信されたおでん缶ブーム。専用自販機の前にオタクたちが並び、缶から器用に食べる姿があった。

ブームは去ったけど、おでん缶そのものが終わったわけじゃない。もともと缶詰は煮込み料理と相性がいいので、おでんは得意分野なのであります。

今回紹介するのは宮城の「阿部善」が出している「牛たん入り仙台塩おでん」。阿部善はかまぼこなどの練り物が本業だ。だからおでんだってウマいのだ。

牛たんが気になる

さあ本日もご唱和よろしくです。開缶!

寒い時期なので脂が表面に浮いている。その下にはちくわらしきもの、うずらの卵らしきもの、小判揚げ的なものが見え隠れしている。

中身は一体どーなっているのか。とくに牛たんはどんなお姿なのか。期待は高まる。

これも仕事です

ということで具だけ並べてみた。こんなことするのって品がないよな~と思いつつ、(まっ、仕事だカンな)とひとり頷き、内容を確認していく。

上から時計回りに、しらたき×1(ちゃんと巻いてあるのがエラい)、ちくわ×1、大根×2(けっこう分厚い)、とうふ小判揚×1、牛たん×2、小判揚×1、うずらの卵×2という内容だった。具だくさんと言ってもいいのではないか。

出汁割りヤバし

かくのごとし。小鍋に汁ごと入れて温めれば、よりおいしくいただけるはずだ。

以下はそれぞれの具の感想である。

(1)しらたき:しゃくしゃく歯触りが最高。味も程よく染みている。

(2)ちくわ:味が染みてる。柔らかい中にむっちり歯触りも残っている。

(3)大根:歯で噛む必要なし。味も染み染み。

(4)とうふ小判揚:中が柔らか。

(5)小判揚:練り物の味と汁の味が合わさってる。歯応えも良し。

(6)牛たん:脂身のとろっとしたとこ、肉の線維の両方が味わえる。うまみも抜けておらず、牛肉特有のミルキーな香りまである。モーたまらん。

汁は味付けが程よく、塩味ベースなのでちょいと上品な感じ。様々な具のうまみが溶け込んでいて文句なくおいしい。

この汁で清酒や焼酎を割って呑むと、おでん屋さんで出てくる「出汁割り」というヤバい酒になる。ぐいぐい呑めてしまうので要注意ですぞー!

缶詰情報

阿部善商店/牛たん入り仙台塩おでん 280g 6缶セット3,600円(税別)

同社ショッピングサイトで購入可


筆者プロフィール: 黒川勇人/缶詰博士

昭和41年福島県生まれ。公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(講談社)など多数。
公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。

缶詰博士

最終更新:2/14(金) 12:06
マイナビニュース

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