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幼児教育、保育に注力 教諭転入などで助成金 厚木市

2/14(金) 5:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川県厚木市は2020年度、子育て支援策を幅広く拡充する。幼稚園教諭の奨学金返済や転入、復職を助成する制度を県内で初めて創設。19年度に新設した常勤保育士が対象の手当と合わせ、幼児教育・保育に携わる人材確保策をさらに進める。また受け皿となる私立保育園や認定こども園への補助金を拡充。紙おむつなど子育てに必要な生活用品を支給する対象に第1子も加えるなどし、子育てしやすいまちを目指す。

 新設する制度「幼稚園教諭応援助成金」は(1)奨学金返済(上限年間20万円、最長3年)(2)転入奨励(一律5万円と、上限5万円の転入経費)(3)復職等奨励(一律10万円)─の3種類。事業費は280万円で、財源は市民からの寄付で創設された「久保子どもの未来応援基金」を充てる。

 市は19年度、「市保育士等応援手当助成金」(あつぎ手当)を県内で初めて導入した。勤続年数を問わず、市内で働く常勤の保育士に一律6万円を支給するもので、昨年末までに計444人に支給した。

 20年度当初予算案にはほかに、私立保育園に対する幼児教育支援事業補助金に6200万円を計上。外国籍の子どもの受け入れや預かり保育に補助金を支給する。また認定こども園への補助金も拡充し、2600万円を盛り込んだ。

 一方、子育て世帯の負担を軽減するため、現行の制度も見直す。

 月4500円相当を上限に、紙おむつやお尻拭きなどを自宅に配送する「子育て世帯日常生活支援事業」の対象を、現行の第2子以上を第1子からに拡大。市は計1万5543人分の費用7500万円を確保した。

 支給期間は第1子と第2子が1年間、第3子以降は2年間。支給額、期間とも他市と比較し、手厚くなっている。

神奈川新聞社

最終更新:2/14(金) 5:00
カナロコ by 神奈川新聞

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