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阿部寛出演マレーシア映画『夕霧花園(原題)』が日本初上映、第15回大阪アジアン映画祭

2/14(金) 14:32配信

シネマトゥデイ

 3月6日~15日に大阪のシネ・リーブル梅田などで開催される第15回大阪アジアン映画祭のラインナップがこの程発表された。「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」のテーマらしく、オープニング作品の阿部寛が出演したマレーシア映画『夕霧花園(原題)』(トム・リン監督)の日本初上映をはじめ、台湾の若手注目株ツェン・ジンホア主演の同性愛を描いた『君の心に刻んだ名前』が世界初上映される。

 アジアの話題作をいち早く日本で紹介するだけでなく、アジア諸国と日本をつなぐ歴史や交流から生まれた作品を多数ピックアップし、映画界の新たな潮流を考察させてくれる同映画祭。その筆頭が阿部出演の『夕霧花園(原題)』で、主演はマレーシア出身のアンジェリカ・リー、監督としても大活躍の台湾女優シルヴィア・チャン、そして監督は台湾映画『星空』(2011)のトム・リンという多国籍チームによる作品だ。

 舞台は第2次大戦後、イギリスの植民地となったマラヤ(現在のマレーシア)で、不穏な空気が流れる中、亡き妹の夢である日本庭園造りに挑んだユンリン(アンジェリカ)と日本人庭師(阿部)のほのかな愛を描いたもの。昨秋に開催された第56回台湾金馬奨では、作品賞・監督賞など9部門にノミネートされている。

 コンペティション部門作品15本の中には、『東京不穏詩』(2018)など日本で制作活動を行っているインド出身アンシュル・チョウハン監督『コントラ』がアジア初上映される。少女ソラが、彼女の祖父が第2次大戦期に書いた日記に導かれるように町をさまよう展開で、エストニアのタリン・ブラックナイト映画祭で日本映画初となるグランプリを受賞している。

 同じくコンペティションには、福岡出身でポーランドの名門ウッチ映画大学で学んだボブリックまりこ監督の初長編映画『フォーの味』(ドイツ・ポーランド)もアジア初上映される。ボブリック監督はカンヌ国際映画祭の学生映画部門シネフォンダシオンやベルリン国際映画祭の若手映像作家育成プロジェクトであるベルリナーレ・タレンツにも選ばれてきたまさに期待の新鋭で、ワルシャワのベトナム料理店を舞台にした本作も、第67回サンセバスチャン国際映画祭のキュリナリー・シネマ(料理映画)部門でワールド・プレミア上映されている。

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最終更新:2/20(木) 16:45
シネマトゥデイ

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