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美空ひばり、手塚治虫…“故人が蘇る”AI技術とクリエイティブの関係をどう考える?

2/14(金) 8:01配信

AbemaTIMES

 去年の紅白歌合戦で議論を巻き起こした「AI美空ひばり」。東京・六本木の森美術館でも上映されており、期間が延長されるほどの人気を集めている。

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 この試みについて、「昔のことが蘇るというのはいいと思う。自分の子どもとか、孫にも見せていきたいと思う」「新しいものが出てきていいんじゃないの。また人気が出るんじゃないかと思う」という評価の声もある一方、「大ファンとしては、本人がもし生きていたらショックを受けると思う」「人形みたいで違和感があった。亡くなった人をそこまでして無理に蘇らせる必要があるのかと思った」「やっぱり本物がいいよね」と複雑な胸の内を明かすファンも。

 さらに今月に入ると、“もし手塚治虫が生きていたら、どんな作品を描くのだろう”という疑問から生まれた「TEZUKA2020」というプロジェクトが発表された。手塚作品を学習したAIが全く新しいキャラクターやシナリオを考案、執筆した新作『ぱいどん』が間もなく週刊漫画誌に掲載される予定だ。

 ディープフェイクの問題など、人権を侵害するような使われ方が世界的にも懸念されるこの問題。ミュージカルに出演して言える宮澤エマは「歌はテクニックだけではいし、美空ひばりさんの魂や生き様が反映されているから私は大好きだった。だから紅白歌合戦を見ていて、歌詞の意味を踏まえて届けようとしたらこんな風には歌わないだろうとか、ここでフレーズを切らないだろうなどと思ってしまった。冒涜しているとは思わないが、テクノロジーを見たという感覚で、美空さんを見たとは思わなかった。最近では、音程を自動で補正するオートチューンもある。しかしそれに頼っていることを隠し、練習を省いた状態のまま、お金を払っているお客様の前に立つというのはどうなのだろうか」。また、漫画作品についても、「(作者が亡くなったため未完に終わった)『イタズラなKiss』を最後まで読みたいと思う。でも、それは作者の頭の中にしかなかったと思う」とコメント。

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最終更新:2/14(金) 8:01
AbemaTIMES

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