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お台場の海にいた新種の「ゴカイ」は“海の掃除屋”…今まで発見されなかったワケを聞いた

2/14(金) 12:03配信

FNN.jpプライムオンライン

2月6日、国立極地研究所と東邦大学理学部の研究グループが、東京・お台場の海から新種のゴカイ「ナミウチコモチコイソメ」を発見したと発表した。

【画像】死体に群がるゴカイたち、その姿とは

このゴカイは、学名を「Ophryotrocha urbis」といい、「生物の死体」からのみ発見されていることから腐肉食性であり、“海の掃除屋”の機能を果たし、東京湾の生態系維持に重要な役割を担っていると考えられるそうだ。

ちなみに、和名「ナミウチコモチコイソメ」は「頭の近くに波打つような形をした部分」があることに由来しているとのこと。

ゴカイの仲間は日本で1200種以上の生息が確認されているそうで、以前編集部では、ゴカイの一種「キムラハナカゴオトヒメゴカイ」が、環形動物の中で世界初となる音を出す種であることを日本の研究者が発見したことを取り上げた。
(関連記事:“水中で音を出す”ゴカイが本当にいた…世界初の発見は偶然の産物だった)

では、今回発見された「ナミウチコモチコイソメ」はどんな生態なのか?そして、東京・お台場という身近な場所でこれまで発見されずにいたのは一体なぜなのか?
国立極地研究所生物圏研究グループの自見直人さんに話を聞いた。

これまで未発見の理由に新種ゴカイの「特殊な生態」

ーー「ナミウチコモチコイソメ」発見に至った経緯は?

私たちは、「お台場海浜公園」において定期的に調査・清掃を行ってきましたが、2015年と2017年の調査・清掃の際にユウレイボヤの死体およびアカエイの死体よりこのゴカイを発見しました。

ーーこの「ナミウチコモチコイソメ」を今回新種と判断した決め手は?

コモチコイソメ属は世界で約70種知られていますが、これらと頭の近くの波打つ形状や足から生えている毛の形・DNAの塩基配列などから区別できることがわかり、新種と判断しました。

ーー新種だと分かった時の気持ちを聞かせて?

お台場という都会のど真ん中でまだ知られていない種を発見できたのは驚きだったとともに、東京というよく知られていそうな場所でも調査を継続する必要を感じました。

ーーお台場に生息しながら、今まで発見されなかった理由は?

「生物の死体からのみ発見されている」という、「ナミウチコモチコイソメ」の特殊な生態が理由なのかなと思います。

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最終更新:2/14(金) 12:03
FNN.jpプライムオンライン

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