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疑惑の河井夫妻 固く口閉ざしたまま 河井夫妻会見から1カ月 国会で報道陣問い掛けにも答えず

2/14(金) 18:58配信

中国新聞デジタル

 公選法違反(買収)が疑われている自民党の河井案里氏(参院広島)と夫の河井克行前法相(衆院広島3区)が、広島地検の家宅捜索後に記者会見してから15日で1カ月。開会中の通常国会には出席しているが、疑惑については報道陣に聞かれても口を閉ざす。説明責任の先送りが続く。

【写真】国会には姿見せるものの こちらも沈黙貫く克行氏

 14日、参院。本会議が終わると、案里氏はマスクを着けて議場を出た。「なぜ説明しないのか」との記者の質問には、無言だった。克行氏も13日の衆院本会議の後、問い掛けに一切答えなかった。

 昨年夏の参院選を巡る疑惑が報じられ、克行氏が法相を辞任した昨年10月末以降、夫妻は公の場に出なくなった。2カ月半ぶりに姿を現したのは、広島地検が広島市内の事務所の家宅捜索に踏み切った1月15日だった。深夜、東京都内の別々の場所で報道陣の取材に応じた。しかし、疑惑については「捜査への支障」を理由に説明しなかった。

 1月20日の通常国会の開会後、夫妻は本会議に出席し続けている。ただ、姿勢は変わらず、報道陣に事実関係などを問われても沈黙を通す。

 案里氏は今月12日、参院の国際経済・外交調査会に出席した。参考人として東京海洋大客員准教授でタレントのさかなクンが招かれていた。「持続可能な社会を考えるため、外に出て自然の美しさをギョカン(五感)で学んで」と、さかなクンが発言すると、案里氏は笑みを浮かべた。

 ただ、院内を歩く際の表情は硬い印象だ。昨年8月の初登院時は白と花柄だった服装も、最近は黒や濃紺で通している。

 夫妻に注がれる周囲の視線は厳しい。自民党の議員からも「捜査中だから何も言えないではない。もう少し努力していただきたい」との声が漏れる。広島地検は疑惑の実態解明に向け捜査を進めている。

中国新聞社

最終更新:2/14(金) 18:58
中国新聞デジタル

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