ここから本文です

新型肺炎の影響で約7万人来場イベント「CP+2020」が中止に…マスクと消毒液の確保が見通せず

2/14(金) 19:30配信

FNN.jpプライムオンライン

新型肺炎の影響で「CP+2020」の中止が決定

新型コロナウイルスによる感染拡大が止まらず世界に広がっている。

その影響で国際的なイベントの中止や延期が相次ぎ、スペイン・バルセロナでは24日から開催予定だった携帯電話やその通信技術の展示会「MWC(モバイル・ワールド・コングレス)」の中止が決定。国際自動車連盟も、中国・上海で4月に開催予定だったF1の中国グランプリを延期すると発表した。

【画像】「CP+2020」の開催中止を伝える文書の全文

いまだ新型コロナウイルスの抜本的な感染対策がない中、イベント中止の流れは日本国内にも出始めている。一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は14日、主催するアジア最大級のカメラ見本市「CP+(シーピープラス)2020」の中止を発表したのだ。

「CP+」は、パシフィコ横浜(横浜市)などで27日から4日間の日程での開催を予定していて、会場でカメラ機材を実際に手にとり、対面した説明員と操作感などを確認できるのが特徴の展示会だ。今回は中国本土から15社の企業が出展予定だったが、武漢からの出展社はなかったという。

ただ、2月6日の段階では、「現段階では、状況を注視しながら開催に向けた準備を進め、計画通りに開催する予定 」だとし、感染予防対策として「会場の出入口等に消毒液を設置予定」「会場にお越しいただく場合はマスクの着用、手洗い・うがいなどの消毒を強く奨励」などと呼びかけていた。

中止は健康や安全面などを第一に考えた結果

しかし14日に書面で、「新型コロナウイルスへの有効な治療薬や対処法の先行きが見通せない中、来場者および出展関係者の健康や安全面などを第一に考えました結果、2月27日から4日間、パシフィコ横浜で開催を予定していたCP+2020 の中止を決定いたしました」と発表したのだ。

その理由について、「約7万人の不特定多数の来場者の方々に感染するリスクを排除しきれない可能性があります。当工業会としては、このようなリスクを避けることが重要と判断し、誠に遺憾ではありますが、開催を中止することとしました」としている。

現状を考えると、約7万人の来場者がカメラ機材を実際に手にとることができるイベントで、今回の決定は仕方がないことだろう。しかし、対策をとって開催予定だったイベントが一転中止となった決め手は何だったのだろうか?

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CP+広報事務局)の担当者に話を聞いた。

1/2ページ

最終更新:2/14(金) 20:05
FNN.jpプライムオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事