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空気感染と飛沫感染は何が違う?ウイルスの"寿命"は何時間?

2/14(金) 21:15配信

All About

◆菌やウイルスの主な感染経路・飛沫感染と空気感染の違い

人から人へと感染していく感染症。ウイルスや細菌によって感染経路は異なります。主な感染経路として飛沫感染、接触感染、空気感染などがあります。混同している方も少なくないかもしれませんが、飛沫感染と空気感染は別のもので、感染予防のための対策法も変わります。感染経路の基本について、以下で押さえておきましょう。

▼飛沫感染とは

病原体を含んだ鼻水や唾液、痰などの飛沫が、感染者の咳やくしゃみなどで飛び、粘膜に付着することで感染します。飛沫感染は、飛沫が飛ぶ範囲で起こるので、距離、時間、障害物の有無によって感染リスクが変わります。距離を長く、接触時間を短く、障害物を作れば、感染リスクは下げることができます。

飛沫が飛ぶ範囲は気象や風向きなどの条件によりますが、一般的に「2m以内に30分程度、同じ場所にいれば」、感染する可能性があります。逆にいえば、2m離れていたり、数分のみの接触だったり、目・鼻・口などの粘膜にくしゃみや咳による飛沫を浴びなければ、感染リスクは低くなります。

同じ部屋でも衝立が一つあれば飛沫はそこでブロックされるので、感染拡大する可能性を下げることができます。

▼空気感染とは

空気感染は、飛沫感染とは異なります。空気感染の場合は、咳やくしゃみで飛んだ飛沫の水分が蒸発した後、病原体のみが長時間空気中を漂い、その空気を吸い込んだ人が感染します。2m以上離れていたり、衝立を立てたり、感染者がその場を離れたりした後も、同じ部屋に入ることで感染する可能性があります。空気感染するのは、現時点では結核、麻疹、水疱瘡です。

▼接触感染とは

皮膚や粘膜の直接的な接触や、ウイルスがついた物に触れた手や物を介して感染が起こります。ウイルスが付着した物を触ってウイルスがついてしまった手で、目・鼻・口のあたりを触ることで感染します。

物についたウイルスが感染力を持っているかどうかは、ウイルスの種類によっても大きく異なります。また、温度、湿度、付着した物などの条件によっても異なるため、一概には言えないのが現状です。

ただ、基本的にはウイルスは細胞がないと増殖できませんので、感染者から離れたウイルスは、数日のうちに感染力が下がります。プール熱やインフルエンザなどがこの感染経路で感染します。

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最終更新:2/14(金) 21:15
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