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若手料理人が能登応援団 地元の5人、ジャンル超え結成

2/14(金) 1:57配信

北國新聞社

 能登地区の若手料理人ら5人が9日、地域や料理のジャンルを超え、グループ「N―Terra(エヌ・テラ)」を結成した。農家の後継者不足などの解決に取り組むほか、世界農業遺産に認定された能登の里山里海の豊かな恵みを発信するイベントを開催する。互いに刺激と知恵を受けて腕を磨きながら、能登の「応援団」として活動を広げていく。

 「エヌ・テラ」は、フランス料理店「ラトリエ・ドゥ・ノト」(輪島市)の池端隼也さん(40)、イタリア料理店「Villa della Pace」(七尾市)の平田明珠さん(34)、レストラン「ブロッサム」(七尾市)の黒川恭平さん(32)、今春に七尾で日本料理店「一本杉川嶋」を開業する川嶋亨さん(35)、マルガージェラート(能登町)の柴野大造さん(44)の5人が立ち上げた。

 池端さんが、地元食材を提供する生産者から後継者不足などの切実な悩みを聞くうち、料理人が連携して課題解決に協力できないかと思い立った。2年前から能登の料理人たちに相談を持ち掛け、趣旨に賛同した若手有志が集まった。

 能登の「N」と、ラテン語で「大地」を意味する「Terra」から名付けた。Tは「考える」、eは「環境」、rは「地域」、aは「会」の英単語の頭文字から取った。

 今後は料理や食育イベントの開催のほか、ホームページなどを通じて、能登の素晴らしい食材を発信する。メンバーが互いに刺激し合い、料理を研鑽する場にもする。年3~4回の活動を予定し、メンバーも増やして活動の輪を広げる。

 9日に輪島市のラトリエ・ドゥ・ノトで披露会があり、5人が「能登の冬の暮らし」をテーマに、奥能登原木シイタケ「のと115」や高級珍味「クチコ」など能登の食材を使い、里山里海を表現した料理や、どぶろくで作ったジェラートなどで腕を振るった。

 池端代表は「素晴らしい能登を残していくため、料理人ができることをしていきたい」と意気込みを話した。

北國新聞社

最終更新:2/14(金) 1:57
北國新聞社

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