ここから本文です

【楽天】ドラ2・黒川が「ポスト浅村」 実戦二塁打デビューで新大砲へ名乗り

2/14(金) 7:12配信

スポーツ報知

 楽天のドラフト2位・黒川史陽内野手(18)=智弁和歌山=は「ポスト浅村」の期待もかかる身長182センチの大型内野手。13日の日本ハムとの練習試合(名護)では、「8番・二塁」で先発出場。右翼線へ二塁打を放つなど“実戦デビュー戦”でも存在感を見せた。

【楽天】2020年 年俸一覧

 その声は裏返っていた。「お願いしま~す」。久米島キャンプ第2クール初日の6日、黒川は三木肇監督(42)から居残り特守でノックを受けた。二塁、遊撃、一塁と守備位置を変えながら約1時間、みっちり汗を流した。午前中からハードな練習をこなしていたとあって、途中からはヘロヘロに。ノックを受ける前の“声だし”では、まともに声が出ない場面もあった。

 疲れがあっても当然だ。久米島での1次キャンプ(1~9日)では午前8時頃の早朝練習から始まり、午後8時過ぎまで夜間練習でバットを振り込んだ。6日に一緒に特守をこなした鈴木大地内野手(30)は「自分が18歳の時に同じ練習はできなかったと思う。(黒川は)体も強いしハートの強さもある」とたたえた。

 本来、黒川の1軍帯同は久米島での1次キャンプまでの予定だったが、11日からの金武町での2次キャンプでも1軍に帯同。三木監督は「想像以上に高卒でこんなにできるんだという感想」と、久米島キャンプでのMVPに指名した。

 もともとが“練習の虫”だ。新人合同自主トレでは、朝食を食べ終えると、全体練習開始までの約1時間、たった1人でバットを振り込むなど意欲的に汗を流していた。「ご飯を食べて、練習して。最高の環境なので。自分にとっては、生きている中で一番幸せです」。1軍の厳しい練習にも耐え抜く下地はある。

 13日の日本ハムとの練習試合では8回先頭、内角直球を引っ張って、右翼線二塁打。高校通算34本塁打のスラッガーだが、50メートルを6秒2で走破するなど、足もある。「浅村選手をずっと見ていきたい」と、チームが誇る和製大砲を目標に掲げる。この先が楽しみな存在だ。(高橋 宏磁)

 ◆黒川 史陽(くろかわ・ふみや)2001年4月17日、奈良県生まれ、18歳。上宮の主将として93年センバツ優勝に貢献した父・洋行さんの影響で、小学校1年から野球を始める。智弁和歌山では主に内野手で1年夏から5季連続で甲子園に出場し、2年春に準優勝。家族は両親と兄と弟。右投左打。182センチ、86キロ。

報知新聞社

最終更新:2/14(金) 7:19
スポーツ報知

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事