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ジャビド英財務相が突然辞任、ジョンソン首相の内閣改造に打撃

2/13(木) 23:24配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ジャビド英財務相が13日、突然辞任を発表した。ジョンソン首相との対立を解消できずに辞任を選んだが、何の前触れもなく財務相が去った英国の経済政策は先の読めない局面に陥った。

首相府は3月11日に予定通り予算案を発表するとは断言できず、ジャビド氏が発表した財政規律の維持についても明言を避けた。

次期財務相にはジャビド氏の補佐役を務めたリシ・スナック財務首席政務次官が速やかに指名されたものの、欧州連合(EU)離脱後の国造りを進める英国は混迷を避けられない事態となった。

ジョンソン首相はジャビド氏に最側近5人全員の解雇を迫ったが、ジャビド氏は首相の要求を拒否し、辞任した。内閣改造の人選を進めるジョンソン首相は大きな痛手を負った。

ジャビド氏は辞任発表後に英BBCに対し、「自尊心ある閣僚であれば誰一人としてあのような条件は受け入れられないだろう。従って私にとって最良の選択肢は立ち去ることだと感じた」と発言。留任の「付帯条件として要求されたのは、私の政治顧問全員の交代だった。彼らは政府だけでなく、国全体のために極めて熱心に仕事をしてきた人たちだ」と続けた。

新財務相のスナック氏は保守党で期待の星と見られている。同氏は、政界入りする以前、ゴールドマン・サックスやヘッジファンドなどで勤務していた。

スナック氏の議員初当選は2015年。同氏はEU離脱を支持しており、ジョンソン首相が昨年、首席政務次官に昇格させた。

原題:U.K. Economic Policy Left In Disarray After Chancellor Quits (2)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Joe Mayes, Jess Shankleman

最終更新:2/14(金) 4:35
Bloomberg

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