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マイクロソフト受注の米国防総省クラウド契約、判事が一時的差し止め

2/14(金) 7:11配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米国防総省の100億ドル(約1兆1000億円)規模のクラウド事業契約がマイクロソフトに与えられ、アマゾン・ドット・コムが受注を逃したのはトランプ大統領が介入したためだと主張してアマゾンが提起した訴訟で、米連邦請求裁判所の判事は同事業を一時的に差し止める命令を下した。

パトリシア・キャンベル・スミス判事は、「裁判所からさらなる命令が出るまで」米政府は契約履行を進めることはできないとの決定を下した。決定全文は公開されていない。

マイクロソフトの広報担当フランク・ショー氏は、今回の決定に同社が「失望した」とコメントし、国防総省の調達手順は公正だったとあらためて強調。「わが国に奉仕する人々が緊急に必要としている新技術にアクセスできるよう、最終的にはこの事業を進められると確信している」と述べた。

アマゾンと国防総省の担当者にコメントを求めたが、すぐには返答が得られなかった。

判事の決定が伝えられた後、13日の米株式市場でマイクロソフトの株価は一時1%下落。アマゾン株は一時プラスに転じた。

マイクロソフトは昨年10月、国防総省から「JEDI」と呼ばれるクラウド事業契約を受注。契約規模は10年間で最大100億ドルと推定されている。アマゾンのクラウド部門アマゾンウェブサービス(AWS)は、トランプ大統領がアマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)を自身の「政敵」と見なしているため国防総省が公正に審査しなかったと主張し、11月に提訴した。

原題:Judge Halts Microsoft Work on Cloud Deal After Amazon Suit (1)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Ben Brody, Naomi Nix

最終更新:2/14(金) 7:11
Bloomberg

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