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愛知江南短大が23年春に閉学 21年入学以降の募集停止 少子化で経営困難に

2/15(土) 7:00配信

毎日新聞

 学校法人・愛知江南学園(愛知県江南市)が運営する愛知江南短期大学(同)が2021年入学以降の学生募集を停止し、23年春に閉学することを教員や学生らに伝えた。14日、関係者への取材で明らかになった。市内で唯一の大学・短大だったが、近年は少子化などの影響で学科の廃止や定員割れが続き、経営維持が困難になったとみられる。

 1970年に林学園女子短大として開学。98年に現学名に改称し共学化した。家政、幼児教育、教養、社会福祉など複数学科を設置していたが、少子化や4年制大学志向の高まりなどで志願者が減り、学科の廃止や統廃合を重ね、13年度から「こども健康学科」のみ募集してきた。

 同学科(定員300人)の学生数も16年270人▽17年255人▽18年213人――と減少が続き、19年5月現在の在籍数は215人。専任教員は19人。閉学は保育専攻長期履修(3年間)の新入生が卒業する23年春を予定している。専任教員の一人は「いきなりだった。すでに理事会で決定し、反対しても何ともならない」と話した。新年度入学予定の合格者も多くが決まっているが、学校法人側は「まだ何もお話しできない」としている。

 文部科学省によると、短大はピーク時の96年は全国に598校あり、4年制大学を上回っていたが、98年以降減少が続き、19年は326校。東海地区私立大学教職員組合連合によると、東海3県での大学・短大の閉学(改組など除く)は13年の三重中京大(三重県松阪市)以来。【川瀬慎一朗】

最終更新:2/15(土) 7:00
毎日新聞

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