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優しいたけしが最後の伴侶に選んだ 悪評ふんぷん18歳年下妻の“素顔”

2/15(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

城下尊之【芸能界仕事術】

 ビートたけし(73)が、18歳年下のビジネスパートナーの女性と再婚した。何度も一緒に暮らしていると報道されていた女性だ。交際8年で、2015年からは個人事務所をつくり、その女性が役員となってマネジメントしてきた。世間的には色ボケ、晩節を汚す、相手は財産目当てなど手厳しい批評が続いている。

 たけしには昔、よく取材させてもらった。彼は本当に優しくて、おもいきりシャイな人だ。会見や囲み取材に参加したが、単独インタビューはだいぶ遅かった。

「城下と申します」と挨拶したら、「何度も顔を見てるじゃねーか」とボソッと言ってくれた。ある時、不倫問題の会見で、ある女性リポーターが「不倫はいけないこと」と質問したことがあった。そのリポーター自身も有名人と不倫歴があったことを知っていた彼。ムッとしてそれを指摘しようと思ったのをぐっとこらえたそうだ。

 女性リポーターの仕事を奪ってしまうかもしれないと“配慮”したのだった。僕は後からこれを聞いてビックリした。

 そんなたけしが人生最後の伴侶として選んだのが、マネジメントを任せた今回の女性だ。たけしにとっては実によくしてくれる女性なんだそうな。たけしが「オフィス北野」を退社したのも彼女のアドバイスと行動があったから。同社は社長以下、マネジャーや社員が数十人もいる大所帯だったが、たけしの退社でそれを支えることができず、次々に人が辞めていった。裏を返せば、たけしが事務所を支えていたということで、情に厚い彼は気の乗らない仕事もしてきたに違いない。

 たけしのギャラはオフィス北野に入って、その後、元たけし夫人の会社と長男の会社に月々数千万円ずつ入っていたといわれている。そこから月に数百万円の“小遣い”をもらっていたようだ。

 世界の北野武監督でもあるたけしが、そんな状況では部外者の僕でも首をかしげたくなる。まあ、優しいたけしは「しょうがねえか」と無頓着だったかもしれないが、その状況を“カット”してくれたのが再婚相手ということだろう。むしろ彼女は率先して悪人を演じているような面がある。独立した後、彼女はたけしの仕事先でギャラの見直し、値上げを交渉していたとされる。業界では彼女の評判はあまりよくない。元いた事務所は衰退ぎみだし、離婚した元夫人も不機嫌にもなろう。ギャラの上がった仕事先もうれしいわけがあるまい。

 しかし、たけしにとってみれば、長年にわたってその両肩に背負ってきたものを下ろし、楽になれたといえる。実際、独立後、ひと言も口にしていなかった「映画をつくりたい」という言葉も、やっと自分の意思として明らかにした。いよいよ、やりたいことができると思えるようになったわけだ。今までこうした環境を整えてあげたいと思う人が彼の周囲にいただろうか……。

 僕は今回のたけしの再婚を「終活婚」と主張し続けているし、背景を知っているだけに支持している。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)

最終更新:2/15(土) 11:08
日刊ゲンダイDIGITAL

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