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中村哲さんの事業継続確認 ペシャワール会が福岡で会見「皆の気持ちまとまる」

2/15(土) 19:44配信

毎日新聞

 2019年12月、アフガニスタンで銃撃されて亡くなった医師の中村哲さん(73)が現地代表を務めていたNGO「ペシャワール会」が15日、福岡市中央区春吉の事務局で記者会見を開いた。村上優会長は、用水路事業など中村さんが生前、進めていた計画を今後も継続していくことを現地スタッフらと確認し、アフガニスタンの診療所を中村さんの名前を冠した名称に変更したことを明らかにした。

【アフガン支援に尽力する生前の中村哲さん】

 村上優会長ら日本人スタッフとアフガニスタンの現地スタッフがインドのニューデリーで11日から3日間、協議した。現地スタッフ側からの提案を受け、1991年にアフガニスタン東部のダラエヌールに開設した診療所の名前を「ドクター・サーブ・ナカムラ・メモリアル・ダラエヌール・クリニック」に変更することを決めた。

 他にもガンベリ砂漠にある公園を拡大し、中村さんの記念碑の建設を進めている。クナール川の用水路事業や養蜂事業、オレンジ栽培などの農業事業も続けていく。村上会長は「これまでは中村先生という大きな存在がいたが、今後はチームをつくって対応していきたい。一つ一つ、皆の気持ちがまとまっていくと感じた。いい再出発ができた」と語った。【佐野格】

最終更新:2/16(日) 1:12
毎日新聞

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