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「子どもに読ませたい」とSNSで反響の『人間図鑑』、かわいいイラストで”多様性”学ぶ本質 

2/15(土) 9:30配信

オリコン

 SNS上で「子どもに読ませたい」「今の社会に必要」と話題になっている本がある。昨年10月にいろは出版より発売になった『人間図鑑 -みんなのちがい-』だ。この本の帯には「多様性を知ることは、思いやりを持つこと」という一文がある。近年、ニュース等でも“多様性”を取り上げることが増え、子ども向けに作られた指南書や六法などの書籍も注目されている。そこで今回は、出版事業部の飯田喬さんに、本書制作のきっかけから、現代の子どもが「なぜ多様性を学ぶことが必要なのか」、今後の展望などについて聞いた。

【写真】体や感じ方、考え方など…実はちゃんと知らない自分や身近なあの人のことをわかりやすく図解『人間図鑑』ほか、かわいいイラストで学べる図鑑シリーズ

■加速していく多様性社会に向けて 子どもも大人も知っておくこと

――『失敗図鑑』『寿命図鑑』に続く、図鑑シリーズとして発売された『人間図鑑』ですが、まず最初に制作したきっかけを教えてください。

【飯田さん】私たちの作る図鑑シリーズは、人間が生きる上で欠かせない普遍的なことをテーマにすることで、「大人も子どもも一緒に楽しめる絵本のような図鑑」を目指して制作しています。近年、グローバル化やSNS等の浸透によって、さまざまな人と出会うことが当たり前になったため、「人間の多様性」を学ぶことは、寿命や失敗を学ぶことと同じくらい欠かせなくなってきたと感じたことから、企画がスタートしました。

――『人間図鑑』の特徴について教えてください。

【飯田さん】「人間の多様性」ということを広く紹介しているところです。多様性と言うと、「性」や「見た目」に関することが主に注目されているので、そういった情報は最近よく目にします。しかし、本当はそれ以外にもたくさんあります。本書では「性」や「見た目」も多様性に関する一部として紹介しつつ、広い視野で多様性について考えるきっかけにもなると思います。

――確かに、視覚としてわかる体のことだけではなく、生活や考え方(感情)の違いなど、幅広く紹介されていますね。ちなみにターゲットは小学校高学年のようですが、大人が読んでもとても勉強になります。

【飯田さん】私たち大人が子どもだった頃よりも、今の子どもたちは多様性社会を肌で感じていると思います。そして、これからの未来は確実にそれが加速していきます。まずは子どもたち自身がそういった環境の中で生きやすいようにと考えていますが、同時に子どもの教育は大人がしているので、「子どもが生きる社会」について、私たち大人が知ることも大切なことだと考えています。

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最終更新:2/21(金) 22:25
オリコン

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