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届け、2000台のiPhone。ダイヤモンド・プリンセス号の乗客・クルーは医師に無料で相談可能に

2/15(土) 7:05配信

BuzzFeed Japan

厚生労働省は2月14日、新型コロナウイルスの感染拡大のために横浜港で停泊しているダイヤモンド・プリンセス号に2000台のiPhoneを提供した。LINEやソフトバンクが協力し、1部屋に1台のiPhoneが配布される。乗客・クルー向けの専用アカウントへの接続とインターネットが利用できるという。【BuzzFeed Japan / 千葉雄登】

LINEの公共政策広報チームの担当者によると、今回提供されたiPhoneには、あらかじめLINEがインストールされている。

乗客およびクルーは友達登録されている専用の公式アカウント「厚生労働省コロナウイルス対応支援窓口」を通じて、心理カウンセラー、看護師、医師へと無料で相談することができる。

日本語だけでなく英語にも対応しているという。また、厚労省も情報を提供する方針だ。

LINEは7日に一般向けに「新型コロナウイルス感染症情報 厚生労働省」というアカウントを開設。AIチャットボットによる24時間対応を展開しているが、今回のものはダイヤモンド・プリンセス号専用のものものになる。

きっかけは厚労省からの相談

このプロジェクトがスタートしたきっかけは、厚労省が「ITを活用して、クルーズ船にいる人たちに細やかな情報提供ができないか」と相談が持ち込まれたことだった。

この要望に2社が即座に要望に応じ、実現に至ったという。

こうした対応の裏には2019年の台風15号、台風19号への対応を通じて溜めた知見があった、とLINEの担当者はBuzzFeed Newsに語る。

「台風15号、台風19号の際には、複数の自治体と連携し、LINE上に相談窓口を開設しました。その経験と知見が今回の新型コロナウイルスに関するスピーディーな対応に結びついています」

数百人が1日がかりで準備

ダイヤモンド・プリンセス号に提供する2000台のiPhoneのセットアップには厚生労働省の職員、LINEやソフトバンク社員が数百人が参加し、1日かけて準備が行われた。

2000台のiPhoneが船に搬入されたところまでは確認できているが、全部屋に行き渡ったかどうか、具体的にどのような質問が寄せられているのかは、現状では把握してないとしている。

千葉雄登

最終更新:2/15(土) 7:05
BuzzFeed Japan

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